今後、なくならない仕事になると思われるヒーラーという職業。近年、ヒーラーの需要が高まり、多くの人々がヒーラーとして活動しています。
ヒーラーになるためには、心を開いて人々に寄り添い、彼らが抱える問題や困難に真摯に向き合うことが大切です。また、自分自身も健康であり、精神的身体的にもバランスのとれた生活を送ることが求められます。
いざという時、力を発揮できるよう、今回は、ヒーラー初心者、これからヒーラーになりたい人、すでに活動している方で、思ったほど力が発揮できていないと感じている方に向けて、遠回りしないで済む、心構えと行動をお伝えします。
技術をマスターする
まずは基本を身につけましょう。ブレインクリア・セラピー®でいうと、個人差はありますが、おおよそ2~3か月で、セラピーのやり方に慣れてきます。
基本をまず抑えることと、さまざまな技術の考え方、捉え方を認識しましょう。わからない時は、教えてくれる人に積極的に聞いたり、その方の一言一句をメモしてみたり、脳にインプットしていきます。
受講前の個別相談で、「他のヒーリングを学んだが、あまりよくわからなかった」といったお声をいただくことがありますが、技術を使い倒した上で「わからなかった」となったのか?
それとも、数人にちょっとやったところで「よくわからない」と答えを出しているのか?
大きな違いがあります。後者であった場合に、どこで学んでも答えはあまり変わりません。
「問題は自分」である可能性があるため、まずは基礎を教わった通りにやってみて、日常で使えるレベルにもっていきましょう。
ヒーラー初心者は「職人」を目指そう
基本がある程度わかってきたら、次はセンスを磨きます。
憧れるヒーラーやカウンセラーがいれば、その方のセッションを受けてみたり、その方の発する言葉に耳をそばだてて、取り入れていきます。あとは実践で生かしていきます。
センスは習慣で身に着けることができます。インプットしたことをアウトプットして、それを習慣化していきます。ひとつひとつの出来事にヒントがいくつもありますが、気づけて現場に生かしていったら、センスは自然と磨かれます。やる場面が少ないという方は、職場の人を観察したり、想像したり、声かけを変えたりすることでも、いざという時に向けての準備はできます。
自分が職人になったつもりで、気づきに励んで実践していきましょう。
技術取得と同時に自分の人生と向き合う
ヒーラーは人を癒すことが仕事になります。人生でのお困りごとが軽減していくようなサービスを提供していきます。
そのため、癒す側がある程度、自分自身の問題を解決できている状態にしていくことが大切です。
なぜならば、起こっている問題に併せて、感情の浮き沈みが大きくなっていることが考えられるために、サービスに影響が出るということです。
逆に安定することで、長くヒーラーとして活動できることになります。自分の感情が安定するには、どういった環境が理想であるのか?日々自問自答しながら、できることから行動を起こし、整えていきましょう。
ブレインクリア・セラピー®では、アメリカの精神科医が提唱している「17段階の意識レベル」を参考に、怒りやプライドを手放し、喜びを得るセラピーとワークを実践していきます。
自己開示(プロフィール)をしてみる
自己開示とは、他者にありのままの自分をさらけ出すことで、強味だけではなく、悩みや弱点なども含めて開示することを言います。
一度、ノートに書いてみましょう。どこまで公にするのかは、自分で決めることができます。
悩みのない人はいません。ひとつ悩みが解決すると、また新たな悩みができるのが人間です。
ただ、暗闇から克服した体験に人は共感をします。弱いところも愚かなところも人間で、そんな自分を受容することにもつながります。「あなたは何をしていて、どんな人なのか?」を知ってもらうために最終的にはプロフィールとして、ブログやHPに公開しましょう。書くことも慣れたらうまくなります。
【認知してもらう】体験談を書き溜めよう
上記に書いた、「あなたは何をしていて、どんな人なのか?」を知ってもらう時、体験談という実績は、相手に信頼や安心感を与えます。
いただいたお声をブログに書いてもいいですし、lineなどでいただいたメッセージを、相手の方に許可をいただいた上で掲載するなど、コツコツと書き溜めていきましょう。
ちなみにわたしが2018年にアメブロをスタートして、書き溜めた体験談はこちら
【関連記事】ヒーラーを職業にするための具体的な方法はこちら