人生を変容させるための潜在意識の作り方

「潜在意識を書き換える」とか「潜在意識で引き寄せ」など、あちらこちらで目にして、耳にする言葉になっています。

潜在意識とは、心の奥底にあって、本人も気づかない意識のことをいいます。自覚がなく、本人の行動や思考に影響を与える、秘められた意識のことで、簡単にいうと、「無意識」ということになります。

20代後半から20年間、結構人生を複雑にしてきたわたしが、どのようにして望んでいた現実を手に入れたかというと、潜在意識を自力で書き換える行動を、40代前半からスタートしたことが、大きな要因となっています。実際どんなことをやってきたのかをお伝えします。

潜在意識は習慣で変えることができる

40代前半、わたしは様々な悩みに苦しんでいるさなか、美容の展示会で出会った人から、あるセミナーに誘われ、泊りで参加することになりました。

そのセミナーでは鳥肌が立つくらい苦手だと感じた、経営者の人たちがたくさん集まる、自己啓発のセミナーでした。

最初に参加した時のことはよく覚えていて、本当に苦手な場所だと思いました。でもわたし自身が複雑にしている自分の人生は、自分ではどうすることもできなくなっていて、そのために苦手な環境に身を置くという選択をしました。

「脳をパカっと入れ替える」そうイメージしました。結局、年に3回ほど、3年近く参加しました。

セミナーで話すことは毎回だいたい決まっていました。でも自分が変わっていく度に、受け取り方が変わるよと言われ、通い続けることで、今思うと、ブレインクリア・セラピー®を仕事として確立させること、同業の人たちと切磋琢磨しながら助け合うことは、この体験からきています。

その基本となったのが、「他人を変える前にまずは自分が変わる」こと、「経営者と商売人の意識の違い」や「引き寄せ力を仕事で活用する」ことなど、家族や仕事がよい方向へ進むこととなった考え方の大元が、この時の体験からきていると断言できます。

意識して環境を変え、習慣化していったことで、決めたことをあれこれと理由をつけずに、言われた通りにやってみるという癖は自然と身に付きました。現在は次のステップとして、ゴールに対して必要か不要か？といった早いジャッジもできるようになってきました。

感情に対して一瞬ネガティブな感情がでてきたとしても、俯瞰することも意識をしました。
そのおかげで過去にあった体の不調はほぼなくなりました。

潜在意識は日々の積み重ね、習慣で変えることができます。

ある時、良いも悪いも引き寄せ力が強い人がいることに気づきました。その方は振れ幅が大きいので、世間に注目されるような素晴らしい評価を得ながら、翌日事故に遭遇するなど、数年の間にすごく良いことと災難を繰り返していました。

なぜ振れ幅が大きいのか？という疑問に至った時、その方の意識や感情の良い時と悪い時が大きいことに関係しているということに気づきました。

過去の自分を振り返ってみると、苦手なビジネスのお誘いを受けることが数年集中したことがあります。そこに対して断れない自分がいました。なんとなく関わっていることで、時間とお金を費やしました。

明るい気持ちで前向きに自分を奮い立たせながら、ネガティブな感情にも引っ張られる日々過ごしていたため、感情に振り回されていたように思います。欲望だけが残り、現実は一向に良くなりませんでした。

その体験からある時気づいたのですが、感情が安定した状態であれば、よい引き寄せばかりが起こるはずだということでした。

自分と向き合って、心を安定させる、自分の心が安定する環境とは？ということを意識するようになりました。具体的に書いてみること、それが心からそうなりたいと思うのであれば、潜在意識となって、力が抜けた時に良い引き寄せが起こります。

引き寄せ力を良いことに使うには、自分と向き合い、想うだけではなく、そこからできる行動を起こすことで、現実が変わります。

引き寄せ力をテストする簡単な方法として、食べたいものを想像した後、どのくらいでそれがやってくるか？というテストです。

過去にメンターに教わった方法ですが、実際やってみたら、翌日にそれをいただくという体験を何度かしています。いただきものは皆無なので、その時はちょっと驚きました。

そこでわたしの最大の引き寄せはパートナーでした。どんな人と知り合いたいのか？具体的に想定をし、行動を起こしてみると、3日で引き寄せたという体験をしています。

コツは執着しないこと。想った後に一度手放すということです。期待せずに自分の成長にフォーカスしていると、自然と潜在意識に入るようです。そこで引き寄せが起こります。

食べ物から始まったわたしの引き寄せの規模は、どんどん大きくなり、日々よい引き寄せが繰り返されています。

潜在意識を書き換えたいのであれば、まずはどうなりたいのか？ゴールを設定し、そこに対してどうやったら希望が叶うのか？深堀りをします。妄想でも現実でもゴールに対してできることを書き出します。

その中からできることを選択し、それを行動に移し、習慣化することになります。できない自分に落ち込みそうになったら、「過去の自分と今の自分は違う」と言葉に出し、自分に言い聞かせて、脳に刷り込むことも必要な時があります。

特別な技術はいりません。これができれば、小さいことから大きなことまで、一瞬にして選択ができるようになり、現実が変化していきます。

スピードを速めたいのであれば、ブレインクリア・セラピー®をぜひ活用してください。