なんだか世の中、どんどん生きづらくなっているんじゃないかな。相談を受ける側からすると、そう感じます。

過去のわたしも悩みに頭を使い過ぎ、日々エネルギーを消耗し、毎日クタクタになっていた30代、40代前半までを思い出します。

悩みの大元は「人間関係」からと断言してもいいくらい、皆さんも人間関係の悩みをお持ちではないでしょうか。

そして悩みがひとつ解決されたと思ったら、またひとつ悩みが出てくる。それが人間でもあるのですが、その悩みを目に見えないスピリチュアルの視点を持ちながら、軽くしていく方法があります。

あなたが今抱えているイライラ、モヤモヤはどこからきている?

ブレインクリア・セラピー®の講座の中に、イライラ、モヤモヤを解消するセラピーとワークがあります。

それは過去になんだかモヤモヤしている自分に疑問を持ったことがスタートで、「このモヤモヤはどこからきているのだろう?」と思い、すべてを知っている宇宙エネルギーに年齢と感情を聞いたところ、挫折経験を思い出しました。

実はこのモヤモヤは、今が問題ではなく、過去の経験や失敗から自分で作ったルールがあり、そこから外れた自分や今目の前にいる人にモヤモヤをしていたということがわかりました。

イライラも同じです。夫にイライラ、子どもにイライラしているのは、過去に自分が親からダメ出しされたり、挫折した経験から、自分なりのルールができていて、そのルールに外れた夫にイライラ、子どもにイライラしているということです。

問題は自分にあります。

実際イライラ、モヤモヤの原因を宇宙に聞いてセラピーとワークを取り入れた結果、夫婦関係が変わって、夫がやりたいことに対して応援してくれるようになった、上司との会話がしやすくなったなど、お声はいただいています。

上下関係が最たるストレス

人間関係で最もストレスがかかるのは、上下関係になった時。親、教師、上司など誰かに指導を受けることで成長していくことになりますが、その中でなにか抑圧を感じることはよくあることです。

上の人が言っていることすべてが常識、正論とは限らず、子どもの頃から理不尽さを感じ、それに気づかず怒りを抱える人は多いです。それは体の不調が出てきた時にわかります。

友人同士でも上下関係があるという人がいます。対等でない時点で下になった人が不満を抱えることになります。友達としての関係は成り立ちません。

この時、上に立った人の心理状態というのは、家族からいつも下に見られている、評価されていないといった意識を抱え、常に上か下かで人との関係を作る無意識の心理が働いています。

相手の背景まで想像したら、もう少し寛容になれることもあるかもしれないし、友だちとしては無理という選択もあります。一度ちゃんと考えることです。

ほとんどの人が自分や相手の心理を深堀りすることをせずに、目に見えることだけに問題を感じて悩んでしまうため、問題の本質にたどり着けないままトラウマは数えきれないほどになり、本当のあなたがどんどん埋もれていき、自分のことがわからなくなります。

すべての人があなたと合うわけではない

一般的に自分に合う人は3割、全く合わない人3割、どちらでもない人が4割ほどだそうです。全く合わない人もいるということです。

全く合わない人が日々の生活で身近にいた場合、毎日が辛くなり、自律神経やホルモンバランスが乱れ、心や体の不調が起こります。
その方にとって、優先順位の1番が「自分自身の心と体」であれば、環境を見直すということを、わたしは相談を受けた時におすすめしています。

そこに対して「変えられません。」と断られることもよくありますが、しかし先延ばしにすればするほど、問題は大きくなり、成長していく過程で必ず足を引っ張ります。次のステップに進みたい人は、向き合う場面が必ず出てきます。

「自分が我慢すればいいんだ」という思考は、後々病気を引き寄せます。選択肢はひとつではないという、もう少し広い視野を持てることで、息が詰まるような毎日が変わることもあります。

【注意】無意識のうちにマナー違反をしていないか?

自分に全く合わない人は3割いるというお話をしましたが、合わないからと開き直る前に、自分の心や行動を振り返ってよく考えてほしいのですが、無意識のうちにマナー違反をしていませんか?

たとえば、時間管理ができなくて、約束の時間を守れないのが日常になっていたり、ドタキャンを繰り返すなど、相手の大切な時間を搾取していることに気づかない人が時々います。

そして常に受け身、依存の意識が強いのため、くよくよしている大人も多いです。
その割に頑固、自分の考え方ややり方を主張しすぎるのもマナー違反ですが、自分で気づかないと自然と声がかからなくなります。反応が遅い、悪い人に次はありません。

一生のうちにカルマは何度もやってきてあなたを試す

苦手なこと、苦手な人は、一生のうちで何度もお試しとしてやってきます。

そこであなたが成長をしていれば、捉え方が変わっているので、悩みだと思っていたことが悩みでなくなります。
逆に成長をしていなければ、毎回同じ失敗をし、嫌な気持ちで終わります。

たとえば、「自分の気持ちを相手に伝えることが苦手」というカルマがあった時。
マウント取る人があなたの前に何度もに現れます。「嫌ですよ。」と伝えることができれば、あなたのカルマは徐々に克服されていきます。

今まで苦手と思っていた人が、そうではなくなり、「全く合わない人3割」から「どちらでもない人4割」に変化して、「自分にとって害のない人」に転換されていきます。

【まとめ】意識レベルが上がると人間関係が変わる

カルマがカルマではなくなっていく、わかりやすい目安がこの「17段階の意識レベル」になります。

自分への怒り、他人への怒り、自分独自のルール(プライド)を手放していくと、中立や意欲、受容に意識が転換されていきます。

中立は、「白黒ジャッジつけない」「こうでなくてはいけない」といったルールから解放されていくレベルです。

世の中いろんな人がいて、色々な考え方があるという捉え方に変わっていきます。

相手を責める前に、自分の意識や行動を振り返ることができるようになります。

受容は自分を認めることで、他人との違いも認めることができるようになるレベルです。

意識レベルがあがれば、行動力が上がり出会う人が変化していき、人間関係の悩みからも解放されていきます。