脳科学者は、男女の脳の違いはさほどないと言っていますが、脳の違いがないのであれば、体の仕組みや環境によって、脳の対応に男女差が出ているのかもしれません。
東京都の小池都知事、ドイツのメルケル首相、ニュージーランドの39歳の首相と、今回のコロナウイルスの件で、決断力、危機管理、元々仕事、家事、育児と、色んなことが同時にできるバランスの良さなど、女性の素晴らしさが際立っています。

逆にとても残念ですが、日本のリーダーの決断力のなさ、問題を先延ばしにし、やってる感だけ醸し出す、責任感のなさが浮き彫りになっています。これは生い立ちの他、性差も傾向的に関係しているようですが、わたしの夫を含め、全ての男性がそうではありませんので悪く思わないでくださいね。

基本女性は男性に比べると、一生のうちで決断することが多いようなんですね。初潮や閉経などの体の変化で、自分の心身を観察する癖もついているし、結婚、出産、子育てなど、環境の変化の際に、大きいことから小さいことまで、ジャッジすることが沢山あります。そして、問題が起こった時に、「なんとかしなきゃ。」といった意志が比較的働きます。

男性はそれに比べると、体の変化も思春期くらい、環境の変化も女性ほどガラッと変わらない。ジャッジする機会が圧倒的に少ないため、いざという時に、決断力がありません。問題が起きた時は、「逃げたい」といった思考が働き、自殺者の男女比も7:3であることから、物事について深く考える前に、投げてしまう傾向があるようです。

とは言っても個人差があり、女性的な思考を持った男性もいます。特に最近は中世的な男性が増えてきているようなので、これから新たにパートナーと出会いたい方は、繊細さと決断力がある男性を引き寄せてください^^

わたしの夫は、お母さんみたいに日常の家事、お世話もしてくれますし、決断力もあり、なおかつ仕事もきっちりできる。断然わたしよりバランスがいい。その背景は、親の過干渉に疑問を持っていた、独り暮らしの経験がある、といった環境の中で、自分で選択する機会が増え、いざという時に決断できるようになったのだと思います。そんな男子を今からでもチャンスがある方は、育ててくださいね。夫のいいところを引き出しながら、育て直すってことも可能です^^

男性を産み、育てる女性、経済を支える女性、母性を持つ女性。
女性って偉大です。