難病になった佐伯チズさん、誰にでもありうる思考と病気の関係

美肌で有名な美容家の佐伯チズさんが、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症されたそうです。今日は症状による性格の傾向についてお話します。
生徒さんにもお伝えしている、カナダのドクターが書いた「身体がノーという時」という書籍では、難病の方の性格の傾向を話しています。リウマチや潰瘍性大腸炎、多発性硬化症といった自己免疫疾患やチズさんが発症したALS、アルツハイマーやガンなども、成長過程での気が付かずに抑圧された感情が病気と関係しているということを、患者さんの事例から伝えています。

「嫌だ」と言わなければ、身体が代わりに「NO」と言うだろう

著者は沢山の患者を診ていて、「嫌だ」「ノー」と言わなければ、結局身体がわたしたちの代わりに「ノー」と言い始めると言っています。チズさんのALSという難病は、筋肉を動かす神経細胞の運動ニューロンが死んでいき、最終的には気管切開しないと窒息してしまうそうです。イギリスの理論物理学者、スティーブンホーキングもALSでしたが、20代で発症、途中で進行が弱くなったため、50年以上宇宙論や天文物理学などの研究ができましたが、チズさんはすごいスピードで進行をされているようで、数か月で車いすの生活になっているそうです。

「ALSになる人はなんでこんなにいい人なのか?」

この本に出てくるドクターや検査技師みんなが、「ALSになる人はなんでこんなにいい人なのか?」と言っています。それと同時に患者の人生には「休息がない」と感じていました。たしかに筋痛症や筋ジストロフィーといった筋肉疾患の心理的背景は、「休む権利を自分に与えていない」「立ち止まる時間を与えていない」「無意識の自己破壊」といったことがあります。
自分に厳しく、自分を駆り立てて、助けを求める必要を認めようとせず、精神的にも肉体的にも痛みを感じていることを認めていないといったものがあるそうです、子どものころの自我意識が弱い、とも言われています。

幼少期の環境、その時の無意識の感情が細胞を抑圧する

佐伯チズさんは戦中戦後を体験されていますし、「我慢をする」ということはチズさんに限らず、どの子どもも体験してきたことだと思います。そこへもし親から「捨てられた」というような体験などが重なったりすると、感情を出すことを辞めてしまった、誰にも頼らないで生きていくといった無意識の選択をしてしまい、それが習慣となり、走りを止めることができなくなってしまった、といったことがあるのかもしれません。
「身体のあちこちが痛い」というクライアントに何度かお会いしていますが、自分が気が付かない感情が、痛みとなって出ていることが、セラピーを体験してわかります。頑張り過ぎないことですね。脳と細胞が感じているズレに気づいて、一旦止まってみましょう。