こんにちは、津田涼子の次女です。時折ブレインクリア・セラピー®︎のブログ代行をさせていただいています。

私はコロナ禍の3年をオーストラリアで過ごし、現在はニュージーランドでオーストラリア人のパートナーと共に生活しています。地元のカフェでアルバイトをしながら、オンラインで日本語の家庭教師としても働いています。

現地での文化を実際に経験しながら、様々な国籍の人とつながり、世界で起きていることや日本との違いについて日々興味深さを感じています。

そんな中で、今日はいつものブログと変わり、私が海外で生活していく中で感じる「日本特有の健康に関する問題点」について書いていきたいと思います。

医療保険の崩壊と圧倒的な病院数による弊害

日本の医療保険制度は世界で最も優れている制度の一つと言われていますが、少子高齢化に伴い、その制度は崩壊の危機に直面しています。以前こそ機能していた保険制度でしたが、現代では保険料を負担する若者が減り、保険の利用者である高齢者が増えているため、従来の制度では賄えきれなくなってきています。

また日本は病院の数が人口や医師不足に反比例し、2021年時点で、全国に約8,200の施設があり、その数は人口が3倍近いアメリカを抜き、世界でトップです。全体のうち約80%を民間病院が占めていることが大きく影響していると考えられます。

私が滞在していたオーストラリアの医療保険制度も世界で優れている一つとされています。人口こそ少ないですが、2021年時点で国公立病院が697施設に対し、民間病院が657施設と、わずかに国公立の割合が多いです。

病院の数が多いことでのメリットもある一方で、少子高齢化の日本にはデメリットが目立ちます。医師も患者も不足している中、経営の観点から、大量にあるベッドを患者で埋めなければなりません。そのため日本の病院は通院を繰り返す治療法が採用されがちで、なかなか病院通いから抜け出せない人が多くいます。

また日本は平均寿命が世界一高いというものの、寝たきりの人の割合も他国と比べて非常に多いという問題があります。病院や便利な生活に頼りすぎるのは、本来の人間としての活動を損ない、心身の健康を奪ってしまいます。

日本人特有の『劣等感』や『罪悪感』を手放す

海外で生活していると、人との価値観の違いについて感じることがあります。これは私個人の体感ですが、様々な感情の中で、日本人は特に『劣等感』や『罪悪感』などといったネガティブな感情を他国の人と比べて抱く国民性だと感じてます。

仕事でのミスやコミュニケーションがうまく取れなかった時など、実際は大したことではないのに、誰かに手間や迷惑をかけてしまったと感じたり、自分には能力がないと必要以上に自分を責めてしまうような気がしています。

私も海外の生活に慣れるまでは、語学の壁もあり、謝ってばかりいました。私の言動で相手を嫌な気持ちにさせたのではないか、また嫌われるのではないかと思うこともありましたが、4年も住んでいると、彼らは気にしていないどころか、私のミスなんて覚えてもいないということが多々あります。

相手にどう見られているのかということを気にしすぎていたり、ネガティブな感情を抱えているとストレスとなり、体の不調にもつながりかねません。少しでも自分の気持ちを洞察し、そのような感情を抱えていると思えば、もっと体の力を抜き、完璧を求めすぎないことです。できることできないことを自分で決めて、心に優しく、自分自身を肯定してあげましょう。

開発されすぎた社会で忘れてはいけない、人間らしい生活

海外に来て感じることは、日本には圧倒的に娯楽が溢れているということです。私は千葉で生まれ育ったので、東京みたいな街が世界にはたくさんあるのだろうと思っていましたが、東京は世界でもとてもユニークで奇抜な街だということを海外に来てみて初めて感じました。

娯楽や食の豊かさで魅力いっぱいの日本は住みやすい国として世界でも有名な国の一つですが、開発されすぎた便利な場所は、時として本来の人間らしい生活を奪うことにもなります。仕事や遊びに忙しい日本の都会人は心身を休めるどころか、自分の中に潜んでいる問題に対しても気がつかない、麻痺状態に陥っていると感じることがあります。

一方のオーストラリアとニュージーランドも、日本に並び世界で住みやすい国として知られています。ですがその生活は全く異なり、街は程よく発達しているものの、不便さも垣間見え、また人々はそのちょうどいい生活を楽しんでいます。

週末に特にやることがなければ、大人でも公園に行き散歩を楽しみ、自分で楽しみを創作する努力をします。ですが日本は娯楽に溢れて、その消費活動に人々は一生懸命です。自分で暮らしを創作する習慣があると、思考が内側に向くことが多くなるため、自分の心や体の変化に気が付きやすくなり、海外の人はライフバランスが取れていると感じることが多くあります。

またこちらの人は、セラピーの文化が発達しており、友達と普段会話をしている中でカウンセリングを受けた時の話題が上がったりします。精神疾患などの病気を抱えていない人でも、カウンセリングはとても身近にあり、私の周りでは一度は受けたことがあるという人がほとんどでした。

まとめ

海外生活での経験から見た日本の医療制度の課題に焦点を当て、医療保険の崩壊や病院の過剰数が引き起こす問題点を指摘しました。比較的良好な健康システムを持つオーストラリアとの違いも浮かび上がり、日本の課題を考察しました。

また、海外生活における日本人の特有な心情である『劣等感』や『罪悪感』について、他国の人々との価値観の差に触れました。これらの感情が、過剰な責任感やストレスを生むことに対する洞察を共有しました。

最後に、日本と比較して海外での生活がもたらす価値観の変化や、娯楽文化が与える影響に焦点を当てました。自分で暮らしを創作する習慣があることで心身の変化に気づきやすく、バランスの取れた生活が送りやすくなるでしょう。

これらの視点から、日本で生活していく以上、自分がどんな社会や文化の中で生活しているのか、またどんなことに気をつけていくべきかを考え、自分や家族の健康を守っていきましょう。

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