薬を飲みたくないという声はよく聞きます。なんで飲みたくないのか?聞いてみると、

●副作用が心配
●自分に本当に合っているのか?
●特に変化がない
●依存してしまうのが怖い など

正直、その方の体の一番の責任者である本人の選択に、特に異論はありません。薬や予防接種においても、捉え方はひとそれぞれ。

今回はもう少し深堀りして、なにをゴールにするのかで、選択も変わってくると思うので、今回の情報を参考に、選択していただければと思います。

ステロイドも使い方次第

わたしの長女が重度心身障がい児ということで、ダウン症にプラス、脳の障がいもあることで、いのちギリギリのところで、5年9か月生きていました。ただ、入院も年間に1~2回で、自宅で看ることはできたので、ギリギリではなかったかもしれません。

2歳の冬、口にしたものが肺に入ってしまう、誤嚥性肺炎になり発熱。近所の小児科へ行くと、健常児と同じ薬が処方されました。

しばらく投薬することで、熱は下がりますが、2週間ほどでまた発熱。これを3度ほど繰り返し、ママ友から障がい児に詳しい小児科医を紹介されました。

その小児科医に教わったのは、「強めのステロイドで早めに回復させる」ということでした。体力の消耗が減ります。そして、医者によっても捉え方、見立てが違うということでした。

難聴の方にセラピーをして変化がなかったことで、わかったこと

セラピストになり、難聴の方から時々ご相談をいただくことがこれまであったのですが、難聴になって5年10年と、時間が経ってしまった人は、まず変化がありません。

これまでひとりだけ、受講生のお母さん(80代)が、聞こえが良くなったというお声をいただいていますが、難聴専門の治療家さんにも相談してみると、難聴は本当に難しいと言います。

そんな時、薬剤師の受講生の方からこんなことを聞きました。

「難聴になった直後の1週間が勝負」「ステロイドは強めにすることで早く回復する」ということでした。何度も見てきたそうです。ずっと使うわけではないですからね。「ステロイドも使い方次第」です。

ちなみにわたしの夫は、2歳からアトピーで、わたしと出会った時は、ステロイドを定期的に使っていましたが、徐々に頻度が減り、現在はほぼ使っていません。時々季節の変わり目に、使うことがあるそうです。それは思考の転換と同時にセラピーを定期的に行ったことが、大きく影響していると考えます。

予防接種ができなくて、はしかを発症した男の子

ある一定の副作用がでてしまうのが予防接種です。陰と陽を考えると、そういったデメリットがあるのが予防接種。受ける時に、自分は大丈夫だろうか?こどもは大丈夫だろうか?と心配になる方は当然、いらっしゃると思います。

わたしが22年前に遭遇した体験から学んだことがあります。

長女が生きている頃から、障がい児の放課後施設でボランティアとして、特に自閉症など、知的障がいのある子どもたちと関わっていました。長女が亡くなった一か月後、会話もでき、理解度が高い16歳の男の子が、久しぶりに施設を利用したその日。
全身に細かい湿疹が出ていました。

今でも鮮明に覚えていますが、トイレから出てくると、カタカタと震えていて、施設長が「はしかかもしれない」と言って、お母さんを呼び、その男の子はその日の夜、「はしかによる高熱」で、亡くなってしまいました。あっという間の出来事でした。

てんかん発作があるために、予防接種ができませんでした。予防接種が受けられないことで、命を落としてしまう怖さを、目の前で見た経験でした。予防したいけれど、その選択権がない人もいます。

ちなみにはしかは接触、飛沫、空気のいずれかで感染をします。予防接種は他人に広げないためにあると捉えれば、健康な人はなるべく受けたほうがいいのでは?と思う人も当然いるでしょう。

持病がなく、健康な人は、予防接種を受ける選択ができます。選択するすべてにおいて、メリットデメリットがあります。

コロナの予防接種を受ける受けないといったことで、世の中が二分していましたが、感染力があることを考えると、「予防」「人にうつさない」という観点から、特に組織に属している人は、受ける選択をした人が多かったと思うのですが、「副作用」「後遺症」という観点から捉えると、受けないという選択もあったと思います。

置かれた環境や、優先順位を辿っていけば、それぞれの理由があっての選択だと理解ができます。

良くなることの先にあるゴール

薬だったら改善すること、予防接種であれば、予防することが目的になりますが、ゴールはその先にあるとわたしは考えます。

「病気にならない心と体をつくること」
「体にとって不要なものは、出せる体になること」

体に悪いと言われているものを口にしていても、100歳まで生きる人もいます。アレルギーにおいては、腸とホルモンの働き、大元である脳のストレスに意識を向けることで、環境を見直していけば、軽減できます。

花粉症においては、検査でアレルギーがあるとわかっても、上記の対応により、症状が軽減、薬が不要になっている人もいます。

もっと自分に関心を持つと、問題は外側ではないことがわかる

生まれながらに健康である人、命を全うするまで健康でいたいと思う方限定になる話ですが、すでに薬を飲んでいる人は、飲み始めたきっかけを深堀りしてみることです。

「免疫が下がり、心拍数や血圧が上がったきっかけはなにか?」

「今までは大丈夫だった」と言われることもありますが、今までより体は着々と老化していきます。そして最後に肉体はなくなります。

体は老化していくのにストレスを変わらずかけていると、心身に負担がかかるのは当然です。もっと自分に関心を持ち、観察してみましょう。

そして、セラピスト、ヒーラーになりたい人は、すでに活動されている方は、お客さまのこれまでの選択に対して、白黒ジャッジ付け過ぎず、相手をコントロールしたり、誘導しないことです。目の前の問題にできるベストを尽くしてください。

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