エネルギー療法というと、私たちが行なっているブレインクリア・セラピー®️の他に、レイキ、気功、スピリチュアルヒーリングなど様々なものがあります。
セラピストによっては2つ以上のヒーリングを組み合わせたり、占いや霊能力を用いてオリジナルのセラピーをしていることもあり、スピリチュアル業界には多種多様な考え方や手法が存在しています。
そこで今回はスピリチュアル初心者の方に向けて、エネルギー療法を大きく3つに分類し、それぞれのエネルギーの流れの違いについてご説明していきます。
統合医療(補完代替療法とは)に含まれるエネルギー療法
厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』では、「近代西洋医学と相補(補完)・代替療法や伝統医学等とを組み合わせて行う療法である」と書かれています。
国立立補完統合衛生センター[米国]においては、「統合医療」を、「従来の医学と、安全性と有効性について質の高いエビデンスが得られている相補(補完)・代替療法とを統合した療法」と定義しています。
世界保健機関(World Health Organization:WHO)は、「伝統医療」について、「それぞれの文化に根付いた理論・信心・経験に基づく知見、技術及び実践の総和であり、健康を保持し、更に心身の病気を予防、診断、改善、治療することを目的としている。」
国立補完統合衛生センター[米国]は、下記のように分類されています。
- 天然物(Natural Products)ハーブ(ボタニカル)、ビタミン・ミネラル、プロバイオティクスなど
- 心身療法(Mind and Body Practices)ヨガ、カイロプラクティック、整骨療法、瞑想、マッサージ療法、鍼灸、リラクゼーション、太極拳、気功、ヒーリングタッチ、催眠療法、運動療法など
- そのほかの補完療法(Other Complementary Health Approaches)心霊治療家、アーユルヴェーダ医学、伝統的中国医学、ホメオパシー、自然療法など
この中にある、2心身療法に含まれるエネルギー療法について、以下に違いを書きました。
セラピストが自らエネルギーを創り出すヒーリング
1つ目は、セラピストが人間が本来持っているとされている宇宙エネルギー・生命エネルギーなどを創造し、それを対象者に送ることにより癒していく方法です。
『気功』などはこのエネルギーの流れであり、自らが主体となってエネルギーを発生しているのが特徴です。
ヨガの『瞑想』も同じように、目を閉じ自分と向き合うことで、気持ちが和らぐのは、人間は元々自分を癒す力が備わっているということと共通しているように思えます。
そのためこの種のセラピーは元々スピリチュアル能力がない人でも習得できるとされており、スピリチュアル業界で長きに渡り人気な方法です。
セラピストがエネルギーの回路となるヒーリング
2つ目は、別次元にあるエネルギーを自分が回路となり対象者に送る方法です。1つ目のセラピーと異なる点は、自分が主体ではなく、その背後にある霊的エネルギーなどを自分の体に反映させているということです。さまざまな考え方がありますが、『レイキ』がここに当てはまるように思います。
霊能力がある人が守護霊を対象者につけたり、占いで相手のことを視たり聞いたりするなど、第三者の視点からエネルギーが発生していることが特徴です。
生まれつき超能力や霊感がある人や、事故や病気によって突然能力が発揮した人などが多く、特に霊感がある人は現実世界との区別など自身のコントロールが必要となるセラピーです。
宇宙エネルギーを対象者に直接送るヒーリング
3つ目はセラピストの体を通さずに直接対象者に宇宙エネルギーを送る方法です。これは私たちが行なっている『ブレインクリア・セラピー®️』のエネルギーの流れであり、スピリチュアル業界では珍しい考え方のようです。
宇宙とコンタクトが取れるようになれば、対象者に直接エネルギーが送れるので、必要以上に第三者に介入しないことが特徴です。
セラピストは元々スピリチュアル能力がない人が多く、セラピーをすることで疲れたり、霊的なエネルギーを見たりもらったりすることもないので、最近では医療従事者の方がセラピーを学ぶ機会も増えてきています。
エネルギーの流れを理解し、自分に合ったエネルギー療法を選ぶ
エネルギー療法は形がないものなので、エネルギーの流れが理解できるとよりイメージがしやすくなります。
これからエネルギー療法を試したり学んでみようと思う方は、エネルギーが自分の体を通すのか通さないかでセラピーの仕方が異なるということを知っておきましょう。自分がどんなセラピーに合うのか、参考にしていただければ幸いです。