「セラピーの体感に時間差があるのはなぜか?」その答えが、今年に入って、ある方との出会いで見えてきました。長年ピラミッドパワーについて研究をされている高木治先生より、2回に渡って直接、研究発表を聞く機会をいただきました。許可をいただいて掲載しています。
国際総合研究機構(IRI)ピラミッドパワーの研究
ピラミッドパワーについて、賛否両論ありますが、やはり長い時間を費やし、エビデンスとして残すことは大切で、目に見えないことを発信している側からすると、とてもありがたいことです。今回、わたしが関心を持った高木先生がおっしゃった「遅延現象」についてお話します。
ピラミッドパワーとは?
ピラミッドパワーとは、ピラミッド型の物体に宿っているとされる、不思議な力のことだそうです。過去にはヨーロッパでは、かみそりの刃の寿命が延びると、特許を取っていたり、植物の成長促進効果や、ヒーリング効果があるとされてきました。
ただ、これまで科学的根拠がなく、疑似科学とも言われてきています。
上記のピラミッドパワーの研究資料を見ていただくと、ピラミッドの形をした構造物の写真があります。その頂点から発せられるエネルギーを数値にするために、キュウリを使用しています。「キュウリ!?」とびっくりされると思うのですが、深堀りしていくと、キュウリにする意味があることがわかります。
2つに切ったキュウリのうち、ひとつはピラミッドパワーの上、もうひとつは数メートル離れたところに置くことで、そのキュウリから発せられるガス(ヘキサノールのみ)の数値に違いはあるのか?を計測されています。最初の5年間は、明確な数値が取れなかったそうです。
人が入ることで、数値が10倍になった
そこで、ピラミッドの中心に、作家でヘミシンクのトレーナーである坂本政道先生が、瞑想を行うようになってから、ガスの数値が10倍になり始めたそうです。人が持つエネルギーの凄さを感じると共に、そこから新たにさまざまなことがわかり始めます。
わたしが最も関心を持ったのは、坂本先生が瞑想に入る数時間前から、ガスの数値が高くなること、そして、坂本先生がうっかり瞑想の日を忘れた時とは数値が違うというのも驚きでした。(研究所と先生の自宅は6キロ以上離れています)
それは意識(無意識)なのか?
長年の研究から、数値が大きく変化し始める平均値は、瞑想が終わった後からで、20日間かけて、元に戻っていくということでした。
ここからなにがわかるのか?
高木先生に「瞑想中に数値が変化し始めることはあるのでしょうか?」と質問をしてみると、日々、数年取り続けたガスの数値の平均値が、瞑想後が一番ということなので、当然、瞑想中から数値が変わることもあり、そこには『遅延現象』といったことが働いていて、エネルギーを変換する速度が違うということでした。
現在の研究はここまでとなりますが、セラピーを行った時の体感するスピードが、人によって違うことのヒントとなりました。
ヒーリングでは数値は出せないの?
わたし自身が、対象者にその場でセラピーをして、痛みが変化することもありますが、一晩経って、よい感想をいただくことのほうが多いのは、共通点があるように思いました。
これまでヒーリングや気功で研究をやってみたことはあるそうなんですが、同じ条件で長くやり続けることが難しく、結果を得るまでには至っていないそうです。なぜキュウリが使われているのか?最初は驚きましたが、安定性があるという理由からですね。人を対象にすると、不安定であることもわかりました。
今後は、坂本先生以外も、ピラミッドの中心に入って、数値が変化するのか?研究は続くそうです。他にも興味深い研究結果を聞くことができました。国際総合研究機構(IRI)ピラミッドパワーの研究はこちら