健康サロンをされている受講生の感想です。
受講をスタートしてしばらく経ち、「不正出血がある」ということでした。当然セラピーにも取り組んでいただくのですが、そこで活用していただきたいのは、「検査」です。検査結果がわかっていると、セラピーでやることが絞り込めます。

結局検査も活用しながらセラピーを10日ほど実施。
結果、2回目の検査で3つほどあった筋腫の姿はなく、卵巣もカチカチ、萎縮していた状態から、「なんともないから大丈夫」という診断に変わりました。不正出血も止まりました。

ひとつの問題に対する原因は、ほとんどが複合しています。今回は問題を早期解決する思考についてお伝えします。

人間が作り出したもの。すべてにおいてパーフェクトはない

医学が体のことをどのくらい理解しているか?というと、1割と言われています。ドクターはわからないこと、できないことを明確にして、判断し、薬を処方したり、手術をしています。

薬に関していうと、患者がOKであれば、医者の判断と患者の体感によって、副作用の最も少ない薬をテストしながら探すということをします。そのため、副作用が強いと言われている薬でも、個人によってはほとんど副作用が出ないということもあります。

そして医療先進国でもあるわけですから、検査技術も活用した上で、なにを選択するのかを決めるのが、「自分の体に責任を持つ」ことにもなります。検査でも原因がわからないとなったら、目に見えない問題が隠れていることに絞り込むことができます。

検査によって、体がどのような状態であるかがわかることでも、さらにセラピーが具体的にできます。

いろんな原因があって、病気が作り出されています。例えば、生まれついての体質、遺伝、思考、年齢、生活環境、ずっと同じ体制で仕事をしていれば、体の癖があります。

こうやって書いてみただけでも、原因になることはいくつもあり、それを医療だけの側面で見るのも無理があるし、それ以外の代替療法だけでも限界があります。長所も短所もあるのが人間で、その人間が作り出しているものにパーフェクトはないということを理解することです。

宇宙エネルギー療法においても、宇宙のエネルギーは万能かもしれませんが、仲介する人間が不完全であることで、すべてを理解できているわけではありません。

西洋医学も代替療法も、完全ではないから、人は次々と出てくる疑問に対して追求をし、成長をしていきます。

体に対する感謝はありますか?

人間の心理として、「このくらいのストレスならばわたしは大丈夫」と捉えている方は多く、頭で思っていることと、体(細胞)が感じているギャップが、体調不良として現れます。年齢を重ねればなおさらです。

一度セラピーで良かった体験すると、生活習慣を顧みず、「また困った時に頼もう」と思う方がいます。よく考えてみればわかると思うのですが、限界を超えた体の使い方、時間の使い方をしていれば、有限の命ですから、当然効きが悪くなります。

わたしたちは死に向かって生きているということです。「死」を自然なこととして受け入れる人もいれば、「生きること」に執着があって、そこにわたしたちは自由な選択ができるのですが、「元気でいたい」と思うのであれば、自分の体をなめてはいけません。自分の体の一番の理解者は自分しかいません。

自分と向き合う時間は足りていますか?

過去のわたしでいうと、エステサロンに朝から夜までずっといて、施術をして、お金の計算をして、ブログを書いて、キャンペーンを考えて、家に着くのはだいたい22時。そこからお風呂に入ってご飯を食べて寝ると12時は超えます。

お風呂にいたっては、お湯につかりながら寝てしまうという危険な毎日を33歳から45歳まで過ごしていました。

自分を見つめるのが辛すぎて、美容の仕事をしていましたが、体力もなく、毎日足はパンパンにむくみ、30代からの動悸、過眠症と、誰よりも不健康であったと思います。

この体験から言わせていただくと、無理がきく年齢はぎりぎり45歳。女性であれば、このあと更年期に突入するわけですから、そろそろこの生き方を見直さないと、さまざまな不調に悩まされることになります。原因不明でまぶたが腫れて、1年近く色付きの眼鏡で過ごしていのもこの頃でした。

結局自分と向き合えずに、45歳後半で強制終了。そこから体を休め、元気になってきたと感じるのに1年はかかりました。この記事を読んでいる方で、45歳をすでに超えていたら、頑固な思考が定着しないうちに、そろそろ真剣に自分と向き合うことをおすすめします。

婦人科系の症状からわかる心理

これまで、ヒーラーになりたい人、ヒーラーをやっている人とzoomでお会いしてきていますが、自身が癒されず、怒りを抱えて頑張っている人がほとんどです。

そして感情に振り回され、エネルギーを消耗、疲弊することになります。特に婦人科系の症状は、「女性だから我慢する」「好きなことをやってはいけない」と育った環境から、刷り込まれた思考と、そこに実は怒りの感情を持っているという方が多いように感じます。

怒りの感情は人間の誰もが持つものであり、その感情が頑張る源にもなりますが、本来の力を発揮するには、間違いなく足かせとなり、さまざまなトラブルを引き起こすきっかけとなります。

筋腫やポリープ、脂肪種、がんなどは、怒りの塊とも捉えることができ、普通に生活していれば、できないものなのに塊ができるということの意味を考える機会、チャンスとも取れます。

このように、ひとつの問題に体質や思考、感情、トラウマなど、さまざまな要因が複合しています。偏りすぎないこと、鳥の目で見る視点を持つことが、問題の早期解決につながります。