スピリチュアルヒーラーになりたい人に向けて、【心技体】についてお話します。
アメリカの精神科医が提唱している17段階の意識レベルと併せて解説をしていきます。
あなたはどこを目指すのか?なににフォーカスして行動していったらいいのか?をお伝えします。
「心」と現実はリンクしている
心と現実はリンクしていることについて、解説します。
スピリチュアルヒーラーも①職人②商売人③経営者というタイプに分かれます。
①職人は技術をひたすら追求していくタイプです。才能があるのに、お金をいただくことに躊躇してしまったり、知ってもらう行動がなかなか起こせない、心のブロックが強くかかっていいる方もよく見られます。
才能に自信を持ち、認めて欲しいという気持ちが強いようにも感じられるため、17段階の意識レベルでいうと、「欲望」「怒り」「プライド」のあたりになります。
「負けたくない」「認められたい」という意識が頑張る源になっているため、心の浮き沈みが大きいと感じます。困っている人のためというより、自分に意識が向いています。
本当は「怒り」や「プライド」に気づき、手放すことができると、もっと力が発揮できます。
②商売人は技術の提供、SNS発信、お金の管理、動画の編集など、すべて自分で行います。スピリチュアルヒーラーが仕事として十分活躍できるゾーンになります。
大きくタイプがふたつに分かれます。
もしスケジュールがセッションでたくさん埋まっていることで安心感が得られているのであれば、17段階の意識レベルでは、「怒り」と「中立」「意欲」の間を行ったり来たりしています。
行ったり来たりするということは、置かれた環境によって、ネガティブな思考が強く働くこともあり、心が安定しなくなるということです。忙しすぎてもそのような状態は起こります。
逆に自分に向かい合い心を癒すことができれば、「受容」「理性」「愛」まで到達ができ、安定したサービスを提供できるようになります。その先に人に教える、育てるといった段階になっていきます。自分を認めることができ、さまざまな知恵を得て、相手のことを想うのと同時に自分も大切にできます。
③経営者は、自分でやることと人に任せることを分けることができます。
江原啓之さんや、穴口恵子さんといった有名なヒーラーの方ですね。
このゾーンに行き着くまでは、苦労や頑張ることも途中起こりますが、周りの人や自分にも「愛」を注ぐことができ、仕事を分け合えるようになります。そのため心も体も無理をすることがなくなります。安定して意識レベルが高い状態が保てていると思います。
「技」を磨くには想いが大事
基本的な技術はほとんどの人が取得できると思うのですが、そこから想像力や探求心を持てる人がプロのヒーラーに向いていると言えます。
ひとつの問題に対して、よく観察して、環境や背景、影響を与える人までを想像します。細かく見ること、深く見ること、大きく見ることのどれもが大切です。
そこには「どれだけ相手のことを想えるか?」が基本にあります。それがあることにより、想像力や探求心が磨かれます。
究極の「体」
「心技体」では「心」が一番難しいと言われているので、「体」は簡単かというと、そうでもありません。
17段階の意識レベルを見ると、人の心理として、「パワーの領域に行きたい」「愛や悟りに行きたい」と思います。
お坊さんが修行で悟りを目指すより、この意識レベルは感情の他、人生の視点、プロセス、神の視点も細かく解説されているため、理解が早いというメリットがあります。
しかし、幸福度が上がらない日本、争いが止まない世界を見ていると、頭だけでわかったフリをしている人が多いということになります。
まずは、自分を信じ、愛することができることで、「心技体」の体が整うとわたしは感じています。
慈悲の心、人類愛を持ち、実際貢献していることで「愛」に行けそうな気がしますが、ついつい自分の心や体を置き去りにして、周りばかりを優先してしまうと、17段階の上から4段目にある「愛」にも到達できないようです。どれだけ自分を日々大事にできるかどうかです。
続けるって大変だよね
とても理想的な話をしましたが、わたしたち人間は万能でもないし、感情で心が動かされるため、この「心技体」を維持していくのはとても大変です。
一流のプロアスリートを想像してみると、「心技体」を体現し、継続している人が結果を出しています。
わたし自身も健康でいること、老いも受け入れること、技術を進化させていくこと、休憩もすること、稀に感情が大きく動かされることもありますが、早い段階で客観的に物事が見れるよう、日々意識して過ごしています。