わたしたち人間はいつの時代も、ストレスと共に生きてきました。体も小さく知的もさほどなかったと言われるホモ・サピエンスがなぜ生き残ったか?

それは一か所に定着をし、集団で生活することで、アイデアを生み出し、他の人々と共有することができたからと言われています。弱い部分を克服するために危機管理が高まったとも言えます。

ネガティブな感情もストレスも人間には必ずあるものですが、わたしたちはストレスから前向きな原動力を得て、競争や生きるために積極的に行動を起こし、今に至っています。

個人ではどうすることもできない国や世界の都合で、自分らしく生きられないことや、集団で生きることで人との違いに苦しんだり、他人への攻撃が過剰になったりと、それぞれが抱える問題は益々複雑になりました。そんな中で、どうやって自分らしいライフスタイルを確立していくのかをお話します。

皆さんが気づいていないスピリチュアルの側面からもお話します。

ストレスのコスト

ある企業が2年にわたり、5000人の社員のストレスチェック調査をしたところ、一人につき150万円の損失1000人あたりで6700万円の損失を生んでいる可能性があると発表しています。

出勤しても心の問題で、仕事のパフォーマンスが上がらないとか、職場にいられず業務につけない状態による損失ということです。

積極的にメンタルヘルスに力を入れる企業は徐々に増えてきているように感じますが、元をたどるとストレスの根源は、子どもの頃からの常識や自分で作ったルールで、トラウマが本来の力を削いていることが考えられます。根は深いということです。

健康を守る最終的な責任者は、自分自身になりますが、その前に目に見えない原因をクリアにするだけでも、問題があっさり解決されることもあります。

ここまでは一般的なストレスについての話でしたが、ここからは目に見えないエネルギーがどれだけ体に負荷をかけているのかをお話します。

住んでいる土地、職場の土地が影響することがある

毎日長い時間を過ごす、自宅、職場、その土地が、体に影響を与えることもあります。昔は戦いの場であったとか、動物の墓だった、水場が近いなど、歴史を知ると、過去の人たちの想いなどが癒されずにたくさん集まっている場所があります。

霊感に自覚がある方は、ある部屋に入ると「嫌な感じがする」といった感覚を伝えてくださる方がいます。その感覚は大事にして、長く居る場所を選択されることをおすすめします。疲れが溜まると、より影響は受けるようです。「疲れる=憑かれやすくなる」ということです。

空間のメッシュに不要なエネルギーが溜まり脳疲労が起こる

アインシュタインがいう、空間はメッシュになっていて、そこに素粒子のような波長の短いエネルギーは通り抜けていて、温かいといった体感がある赤外線、紫外線のような波長が長いものは、網目にひっかかる。これは科学が苦手な人でもちょっと想像できるでしょう。

それ以外に、過去のネガティブな記憶、わたしたち人間の肉体がなくなった後になると言われている霊も波長が長く、体に引っかかるのではないかとわたしは考えています。

そして過去のネガティブな記憶というのが、かなりたくさんあるようで、子どもの頃からどんどん蓄積されることで、本来の自分ではない「わたし」が作り出されているようにも思います。

「脳疲労」という言葉がよく聞かれるようになりましたが、タスクを抱えすぎて、それを頭の中だけに留めてしまうと、優先順位がわからなくなったり、アッという間に一日が過ぎてしまいます。

そのうち五感が鈍くなり、運動機能、心臓の働き、情動の乱れと、そこに老化も加わったら、それはトラブルの宝庫となります。

ネガティブな状態が長すぎると、細胞がそう思うようになる

「嫌なことがあった時、腹が痛くなったことがある」「緊張するとお腹にガスが溜まる」と認識している人がいます。本人の意識では、「いつものこと」「結構ストレスかかっているんだな」という自覚はあってもそれをそのまま受け入れていると、細胞が自らを責め始めるというのが、自己免疫疾患のひとつ原因ではないかとわたしは思っています。

自己免疫疾患のひとつで「花粉症」があります。血液検査してみると、スギやヒノキなど、なにに反応をするのかがわかりますが、症状が軽い時と重いと感じる時があるそうです。

中には検査で花粉症と診断されていても、症状が出ない人もいます。

その違いは、日ごとの緊張度が影響しています。忙しい、面接がある、人前で話をするなど、緊張度が高くなることで花粉症状は重くなります。交感神経が優位になり、腸の免疫が下がり、アレルギーを抑制するホルモンの分泌も悪くなるようです。

細胞にセラピーをすることで、症状に変化が起こることがありますが、そうなる前の予防策として、辛い状況をスルーしない、回避する手立てを見つけ、実際行動に起こすことの積み重ねで、かなりストレスが軽減され、しいては自己免疫疾患などの不調を予防することができます。

脳疲労がホルモン分泌の指示を鈍らせる

たくさんの人を鑑定して、体調不良の原因は大きくわけて二つあると思っています。

この記事で最初にお伝えした、霊的な影響、ふたつめは脳の疲労、複合の方もいます。

脳の疲れを癒すことは運動や心臓の機能を高めたり、想像力を高めて、直観力を鋭くするといったさまざまな役割がある中、ホルモン分泌に指示をする役割もあります。

イライラする、むくむ、眠れない、アレルギー、生理不順など、さまざまな体調不良を感じるのであれば、まずは脳の疲れを癒す方法を試してみることをおすすめします。

脳の疲れを癒す方法

日常生活で自らの脳を癒す方法をお伝えします。
【まずは寝る】
ケガやトラブルの原因のひとつとして、睡眠不足からの集中力の不足が大きく影響しています。スピリチュアル的にいうと、睡眠不足によるエネルギーの低下で、低い霊的なエネルギーともつながりやすくなるようです。それは生きている人の念も含まれます。

【五感を癒す】
好きな香りをかぐ、音楽を聴く、癒される映像を観る、マッサージを受ける、おいしいものを食べるなど、1日5分以上、自分のための時間を作り、五感を刺激します。

リフレッシュ、やる気のアップにつながります。

【ウオーキング】
10年以上前から、腰痛の原因の8割が心因性(ストレス)と言われています。
慢性痛で苦しんでいる方も、「歩けない」「できない」という思い込みが影響しているそうで、ドクターがウオーキングを勧めています。日本やアメリカの大学で、脳の血流が上がるという研究結果が出ています。

がんセンターの先生から聞いた話では、森林浴をしながらのウオーキングは免疫力が上がるそうです。月に1~2回をやってみると、持続性があるとのこと。

脳疲労は深い

ストレスに耐えられるライフスタイルは、目に見えない影響もありますが、現実的な行動を起こしていけば、解決できることは、まだまだあります。

しかし、脳の疲労のうち、あまりのショックで萎縮してしまったり、炎症してしまうという方がいます。そういった時、他人に攻撃的になったり、モラハラのような暴言、認知症、精神疾患につながることがあります。

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