2022年になりました。今年もよろしくお願いいたします。年末年始はパソコンを開かず、バラバラに住んでいる家族と一緒におせちをいただき、またそれぞれと、年末年始らしい有意義な時間を過ごしました。
今回はわたしが歴史から学んだことと、死生観を知るために学び始めた仏教の基本を教えてくれている和尚から聞いて、納得したお話です。
お寺と神社の違いに気づいていない方は多いです。お寺は周りを見渡せばお墓。お坊さんを神格化させた霊人の銅像がよくあります。
神頼みするところではないのですが,、もう少し歴史を深堀りしてみると、いいとか悪いとかではなく、冷静に見えてくるように思います。
神も仏も一緒だと都合がいい
明治維新の前までは、国を支配する人たちの都合で、神も仏も一緒(神仏習合)とされてきました。インドから中国、朝鮮を渡って仏教が日本にやってきた時、神道も仏教のように、日本人に定着することを目的に神話は作られているそうです。作り話ということですが、作られた神々や霊人を神格化させると、上に立ち、人を支配したいという方々にとっては、都合が良かったようです。
最も歴史があるエンターテイメント
神社に行けばお守りがあり、お寺に行けばおみくじがあります。御朱印は江戸時代の頃より、参拝や旅の記念として流行したということで、今でいうスタンプラリーです。娯楽が少なかった時代では、神社やお寺は、ディズニーランドのような、わくわくする場所として存在をしていたということです。
一般の人が行く初詣の歴史は浅い
エンターテイメントと言われたら初詣も同じく、大正時代、成田山と川崎大師が鉄道会社とコラボして、新聞に初詣の広告を出したことから、一般人の初詣が根付いたと聞いています。バレンタインデーやクリスマスのような、楽しいイベントのひとつとなっていったようです。わたしたちはいつの時代も人間の思惑に知らぬ間に乗せられているようです。
【わたしの見解】神社やお寺へ行く時の注意事項
場所としてはパワースポットなのかもしれないのですが、人々が欲望を置いていく場所でもあるし、お寺においては成仏できない霊が集まる場所でもあります。同じように欲望を持って出向いたり、疲れが溜まっている時に神社仏閣へ行くと、人は鏡です。ネガティブな存在に好かれることになり、トラブルに遭遇することがあります。神社仏閣に行く時は元気な時に行くことをおすすめします。寝不足はおすすめできません。
ちなみに滅多に神社仏閣に行かないわたしは、昨年と今年は夫にお寺の初詣に誘われ、特にこだわりもないので、付き合いました。一昨年は「おみくじが引きたい」と言う三女に付き合い行ってみたら、やはりお寺。どちらもお墓がたくさんあり、霊人の大きな銅像がありました。賽銭箱の前に並び、「今年こそ神頼みだ」と口にして並んでいる人がいました。わたしも歴史を知るまで、こだわりのない人間でしたし、宗教にも関心がなかったため、深く考えることもありませんでした。初詣をする人の中には、こういった方が普通に多いのだろうなと思います。
おみくじを引く時は、「三女にベストなメッセージをください」と宇宙にお願いしてみると、日頃口にしていた悩みに最適なメッセージをいただき、今年は行く前にふと思い、成仏していない霊の数を聞いて上げ、着いて車から出た直後、30センチほどの溝の端に足をこすって、落ちるといった体験をしたのですが、予想外に足がしっかりと着地。普通に考えたら捻挫レベルの深い溝だったのが、全く問題がなく、事前に浄霊して行って良かったと年明け5分後に、宇宙に感謝した2022年の始まりになりました。日頃より歩くことを日課にしていたのも良かったようです。
和尚が教える仏教の本質
特に信仰もなく、なんとなく大人になってしまったわたしからすると、仏教は「亡くなった人を成仏できるよう祈り、送り届ける存在」といったところであったのですが、昨今アップル創業者のスティーブジョブズが仏教を信仰していたなど、「お釈迦さまの教え」がクローズアップされています。わたしもまだまだ初心者ですが、仏教の歴史などを知る機会を2021年に得て、「怒りや苦しみを手放して喜びを得る」ことがお釈迦さまの教えであり、そのために瞑想やお経を唱えたり、現実社会で実践をすることの大切さを伝えていることがわかりました。
不安定で生きづらくなった今。あなたは神仏をどう捉えて現実社会に生かしますか?