口から摂るものや、体に塗るもの、歯磨き粉など、気にされる方は多いですが、それよりもなによりも大事なことがあります。環境問題とは別に、あなたのカラダを優先順位の一番と考えた時の話です。
いくら食べるものを気を付けていても、病気になる人はいるし、たばこを沢山吸っているのに肺がんにならない人もいるし、全くたばこを吸っていないのに、肺がんになる方もいます。
市販されている歯磨き粉を取り続けて、どれだけ寿命が縮まるのでしょうか?添加物もどれだけ摂ったら、害になるのか?それも個人差がありますね。その違いってなんだろうというお話しです。

問題を外側に求め続ける限り、体は繊細に反応する。

ネガティブな感情を一日のうちで長く持ち続けていると、心拍数や血圧が上がります。体は緊張状態が長く続き冷えます。免疫力が落ちます。免疫力が下がったところにウイルスが入ったり、細菌が繁殖して内臓が炎症します。病気の元をただしてみたら、ネガティブな感情や捉え方が原因であることがわかります。

フランス料理を食べた後、体重が減るワケ

エステティシャン時代、順調に体重が落ちていたお客さまがある時、「来週フランス料理を食べに行く」という話になりました。体重が増えることを心配されていたので、楽しんで食べることと、罪悪感を持って食べることの違いをお伝えしました。「罪悪感を持って食べると、体が緊張してむくみます。」と伝えたところ、フランス料理を食べた翌日来店。苦しいくらいに食べたと言っていましたが、見事体重は減っていました。「楽しんで食べた」そうです。捉え方次第で、自分の体はコントロールできるんですね。

平日体重が減っていくのに、週明けに増えているワケ

エステティックサロンで、平日1か月フリーパスというのをやったことがあります。主婦の方にはお得ですね。平日毎日のように来店していて、体重が徐々に減っていくのに、週末が明けた月曜日には、浮腫んで来店します。お客さまが言うには、「夫がいるストレス」ということでした。むくみを放っておくと、老廃物と脂肪がくっついて、セルライトになります。また平日でそのむくみを解消しても、根本的な解決ができないと、ぐるぐると同じところを周ることになります。今の夫を選んでいるのは本人なので、元をただせば、やっぱり感情、捉え方が原因ということですね。

つまるところ、根本的な問題は…

体に悪いと言われている食べ物や日用品をとっても「出せる体」であれば、さほど問題がないということです。それは自分次第でコントロールできるということです。もしあなたが問題を外側に求めているとしたら、自分の感情に蓋をしていたり、気づいていても自分自身でコントロールできていないということになり、それは体の不調につながります。

がん細胞は誰にでも毎日できる

極端な話、がん細胞は誰にでも毎日5000個できるそうですが、それを退治する免疫細胞が退治しきれないことが続くと、がん細胞は塊となって、がんになっていきます。退治できない体はどこからきているのか?小さいことの積み重ねが、病気となって体現されます。食べ物や日用品にこだわることは悪くはないですが、「出せる体」が根本的な解決になります。

生きることへのこだわり、死に対する恐怖は人それぞれ違うので、死に直面した時の自分を想像してみるということも、やってみてもいいかもしれないですね。後悔しないために「今を生きる」ことも、ストレス軽減となって「出せる体」につながります。