歯の相談をよくいただきます。「痛い」「噛んだ時に違和感がある」「虫歯じゃないと言われているのに」といった症状です。最初はセラピーでどこまで変化あるのか?半信半疑で取り組んでみましたが、セラピーを続けてやってみると、「安定感が出てきた」「今は痛くない」といった感想をいただきます。病院で検査を受けるというのはどんな症状でも大切で、病院では問題がないと言われることって結構あります。原因がわからないというのも不安になりますが、なにが原因なのかが絞り込めてきます。
歯や歯茎は心理的背景が非常にあると思います。「決断できない」「一歩踏み出せない」といった思いを抱えているようです。そこに疲れが溜まってきて、症状が出ます。我慢を溜め込んでいると粘膜の免疫が下がり、口内炎となったりします。
たしかにわたしも過去は、心配事やモヤモヤしていると、「歯茎が痛い」「浮く感じ」を何度も経験しています。障がい児を抱え、2度目の妊娠の時は、奥歯が勝手に真っ二つに割れ、夜中に激痛で眠れなくなるといった経験をしました。現在違和感は全くなく、引っ越した先で初めて行った歯科医院では、「歯周病」も「歯肉炎」もなし、衛生士さんから「お手入れがちゃんとできていますが、どうやって歯を磨いているのですか?」と質問をされました。過去はそうではなかったので、50歳が目の前でも、自分を大事にしているとこうなれるんですね。歯の違和感がある時、心の状況も感じてみてください。セラピーである程度変化が感じられても、日常抱えているストレスを自分で解消する環境を作っていくということも大事。老化していく自分の体への責任です。