病気の根源となる思考の遺伝

NHK特集「人体」を観たのですが、最近は遺伝子が変化することがわかってきているそうですね。同じDNA(遺伝子を保持している物質)を持っている双子のひとりが、宇宙で長く生活したら、免疫系に関連する遺伝子が変化したとか。まだ謎だし、これが事実だとすると、医療の根本が変わってしまうそうなんですが、人間はおかれた環境で遺伝子自体が変化し、病気を引き起こすこともあるということになりますね。

親との関係で悩んでいる方は多いですが、親の立場に立ってみたら、時代や置かれている環境があまりにも違いすぎて、合わないのが当たり前のように思います。それをすり合わせるというのは、かなりのエネルギーが必要になりますね。そうして次の世代も苦しみます。日本人特有の「自分は抑えて人に合わせる」という謙虚さが、この時代にはデメリットとして大きく表れて、うつと診断される方が増えたり、免疫が抑圧されて、自己免疫疾患など難病と言われる方も増え、ガンになる確率は1996年よりアメリカを超えています。がん細胞は誰にでも毎日できているそうですが、がんをやっつけてくれる免疫が追い付かずに、ガンになる人もいる、そしてならない人もいる。この違いはなんだろうかと思います。食事や生活習慣、遺伝と言われますが、「思考の遺伝」も考えられると思います。

母親や祖母の時代の女性は我慢するのが当たり前で、「勉強は必要ない」とか「親のいう人と結婚しなさい」とか「思い通りにならない」とか「子どもは親の所有物」とか「根性論」とか。母親の絶望を胎児の脳が受け取ります。そこから免疫が変化するということも考えられなくはないですね。それに早く気が付けば、病気にならない思考も身につくと思います。そして、男も女も女性の胎内で育つことを考えると、女性の心の安定はなによりも大事。わが子はすっかり大人になってしまいましたが、もっと早く知りたかったーと思うばかりです。