
「意識レベルを上げているのに、なぜか満たされない」
そんな声をよく耳にします。
スピリチュアルな学びや、心の探求を続けてきた人ほど、「まだ足りない」「もっと高い意識に」と求め続ける傾向があります。
けれど、本当にそれで“幸せ”になっているでしょうか?
“意識レベル”と“幸せ”は、ズレているのか?いないのか?
今回は、意識の探求を深めている方にこそ伝えたい、「幸せの3つの種類」と「意識レベルとの関係」についてお話しします。
幸せには3つの種類がある

幸せは「1つではない」という考え方をご存知でしょうか?
心理学や哲学では、幸せを大きく分けて以下の3種類に分類することがあります。
① 快楽的幸福
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美味しいものを食べる
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欲しいものを手に入れる
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誰かに褒められる
私たちが「幸せ」と聞いてまずイメージするのがこのタイプかもしれません。
いわゆる「楽しい」「嬉しい」「気持ちいい」という、感覚的・一時的な喜びです。
② 意味的幸福
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誰かの役に立てた
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好きなことに夢中になれた
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「これが私の人生だ」と思えた
こちらは、表面的な楽しさよりも、生きる意味や目的の実感によって生まれる幸せです。
③ 存在的幸福
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ただここに在ることが喜び
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無条件の愛に包まれている感覚
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分離がなくなり、全てが一体に感じられる感覚
これは、スピリチュアルな領域で語られる、「自己を超えた幸せ」。
瞑想や深い祈り、または臨死体験などで一時的に感じる人もいます。
言葉で説明しにくい、静かで、深く、圧倒的な充足です。
幸せと意識レベルの関係

では、これら3つの幸せと、意識レベルの17段階はどうつながっているのでしょうか?
● 快楽的幸せ → 意識レベルのログ※『20〜175』あたり
この領域では、「不足を埋める」ことが原動力になりやすく、
感情的には「不安・欲望・怒り・プライド」などが関わります。
一時的な喜びはあるものの、すぐに物足りなさがやってきます。
● 意味的幸せ → 意識レベルのログ『200〜499』
「勇気(200)」を超えると、自分の人生を主体的に生きる力が出てきます。
「中立(250)」「受容(350)」「理性(400)」と進むにつれて、
人とのつながり、使命、自分らしさの感覚が強まっていきます。
ここでは、「生きていてよかった」「これでいいんだ」と感じる機会が増え、
安定した幸福感が生まれます。
● 存在的幸せ → 意識レベルのログ『500〜1000』
「愛(500)」を超えたあたりから、“与える”ことそのものに喜びを感じたり、
“他人、自然、宇宙とのあいだに隔たりがなくなる感覚や、頭で理解するのではなく、深い安心感・愛・調和が現れます。
「喜び(540)」や「平和(600)」、そして「悟り(700以上)」の領域では、
幸せは「何かをすること」ではなく、「ただ在ること」そのものになります。
※ここでいう「ログ」とは、体から発せられるエネルギーレベルのことをいいます。
幸せの質が変わると、意識も変わる

「意識レベルを上げれば幸せになれる」と私たちは考えがちですが、
逆に、「幸せの感じ方を変える」ことで意識が自然に上がっていくこともあります。
欲しいものを得ようとするのはやめて、誰かの役に立つことを喜びに変え、「今ここ」を感じてみる。
そんな日常の意識のシフトが、現実の変化を後押ししてくれるのです。
まとめ – あなたにとっての“本当の幸せ”と
意識レベルは、たしかに人生の地図として役立ちますが、「今、私は何を“幸せ”と感じているのか?」を丁寧に見つめることもまた、今回の人生にとってとても大切です。
あなたの“幸せの質”は、今、どこにありますか?快楽の中に?意味のある行動の中に?それとも、ただ静かに在る時間の中に?
ぜひ一度、自分自身に問いかけてみてください。そして、意識レベルと照らし合わせながら、自分だけの“本当の幸せ”を見つけていきましょう。
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