自宅で仕事をするようになり6年。ずっと課題であったのが、「エネルギーマネジメント」。
エネルギー管理のことです。

一般的に言われているエネルギーマネジメントとは、電力の供給バランスを最適化するための管理を指しますが、ここでは、「時間の管理」「有限である肉体の管理」と捉えていただければと思います。




起業スタート時と比べると、「テレビを見て一日終わった」なんてこともなくなったし、セッションは日中に集中するようになり、月や週、日にできることを書いて、それを淡々行うことが出来るようにはなってきました。

ひとつ気になりだしていたのは「体重の管理」。起業スタート時より4キロ近く増えていました。

エステティシャン時代、ダイエット目的で来店される50代のお客さまの体重が、なかなか落ちないことも見てきていたので、「仕方ないよね、50代だし。」と、言い訳のような、全く自分を奮い立たせることができずに諦めていました。

いよいよ夫から「痩せるように」と体重計を用意していただいたのを機に、本気にはいまひとつなれないままダイエットをスタートしましたが、潜在意識を変えるべく、今ではMaxの体重より6キロ減となりました。

正直、楽なダイエットでした。夕食後にお茶とお菓子を出してくれる夫と和菓子やチョコレートなど、ほぼ毎日つまんでいます。体重が元に戻ることは諦めていたので自分でも驚いています。

今回はどういった気持ちで、50代のダイエットと向き合ったのかをお話します。

目標は数値で具体的に出した。

まずはゴールを決めました。
○月○日までに3キロ落とす」10日後に、プロフィール写真の撮影をする予定でした。10日で無理だよなーと思いつつ、一応Googleスケジュールに書き込みました。

そして、日々やることを紙に書き、目につくノートパソコンに貼りました。
①毎日体重計に乗る
②週2~3回2~30分ほどのウオーキング
③寝る前のお菓子は一旦禁止


①は嫌だったのですが、目標を決めた以上、これだけは最低やると決めました。体重計に乗ることで意識がダイエットに向きます。
②においては、忙しいとなかなか外出する余裕がなくなるため、ちょっと弱気に日数と時間の設定をしました。
③はお菓子好きな夫からのお誘いをしばらく止めることにしました。

コツとしては、決めたことを淡々とやります。できなかった時は、その理由を考えました。
再確認したのは、一日のうちでセッションを4件入れてしまうと、頭の中が忙しくなってしまい、決めたことができないことでした。

40代の自分であれば、体力と集中力でこなせたと思うのですが、50代では3件でも若干忙しく、2件だと時間の余裕、心の余裕ができることに気づけました。

時間と心の余裕を保ち続けながら仕事を続けるために、質についても、あらためて再構築することができました。

欲求を優先。

「タンパク質、ミネラル、水分を摂る」ことを、以前から意識していました。
働き過ぎていた40代は、肌にもはりがなく、タンパク質はあまり摂らず、食べたものが吸収されにくい体だったように感じていました。そして常に疲れていました。

上記の3つの成分は、脂肪と一緒に、体を構成する大切な成分であるため、そこだけ意識をして、「今、自分が本当に食べたいものかどうか?」食べた後の自分が「喜んでいるかどうか?」想像して、選んでいました。

エステティシャン時代に、食べた後に罪悪感を持つと、体は緊張し老廃物が出にくくなるのではないかとも感じていたので、罪悪感を持たないよう、食べたいものを美味しいな、嬉しいなと思える食品の選択をしました。

そのため、太りそうな食べ物でも、その時食べたいと思えば食べるようにしていたので、全く辛くなかったのだと思います。

潜在意識に入りこむまでの過程

運動は元々苦手。スポーツジムで筋トレや水泳、スタジオは全く続きません。ただ歩くだけならできたので、最初は20分くらいからスタート。

週に数回歩くというのも、これまでの習慣ではなかったので、週に2~3回、セッションとセッションの間に歩く時間を入れるように意識しました。

これが、心の余裕がないとできないことがわかり、プラス、今日歩いていないと、夕方まで気になってしまい、できなかった罪悪感なども重なると、大事なエネルギーを消耗するとも思ったので、なるべく早めに終わらせて、タスクをこなしてスッキリするといった捉え方で、しばらく過ごし、徐々に歩く日数が増えていきました。

そこから「歩かないと気持ちが悪い」といった状態になり、前日からスケジュールを確認し、コンスタントにセッションの間に歩けるようになり、「毎日歩くことが当たり前」といった意識になっていきました。

繰り返すことで、40分ほどが疲れすぎず自分には適当であることがわかってきました。

心が安定していないと歩けないのか?とにかく歩いていたら、心が安定したのか?

どちらが先かはわからないのですが、歩くことは脳の血流が良くなり、ひらめく機会を得たり、慢性痛や精神疾患の方にもドクターが勧めている方法なので、ダイエットに限らず、とにかく歩くことは、心にも体にもとてもいいということを実感しています。

なにかを達成したい時、最初は違和感があっても、繰り返しやることで当たり前になり、無意識になります。潜在意識に入り込むということをここでも体験しました。

足りないところを補う

40代後半から、セラピーと自力でどこまで頑張れるか?サプリメントを飲まずに過ごしてきました。

過去にコエンザイムQ10をアスリートに販売をしたり、酵素で6日間ファスティング体験もしているので、体に合うサプリメントを摂ることは体にとって良いことだとは感じてはいましたが、ここ8年ほど、あえて自力で頑張ってきました。

ある日の朝方、久しぶりに「コエンザイム」の言葉が降ってきて、いよいよなにかで補おうと思った時、タイムウエーバーからも「コエンザイム」というアドバイスをもらって、エステティシャン時代に好きだった酵素ドリンクを購入。

コエンザイム(酵素)は消化吸収や毛根までに栄養を届ける等の役割があるものの、年齢と共に減ってしまうため、外から補う補助食品として一時有名になり、その後、酵素ドリンクでファスティングなども流行りました。

ファスティング(断食)するまでのやる気もなかったので、一日決まった量を飲み始めたところ、そこからさらに2週間で体重は2キロ減。
この時は天気が良ければ当たり前に毎日歩く習慣となっていました。

ふと顔がパンパンになっていた去年の自分の写真を見つけ、最近ちょっと、しわが気になってきていたのは、瘦せたからだということに気づき、もうこのあたりで安定したいなと考えています。

セラピーの活用することで願望達成を短縮

ここまでが、現実的に自分ができる行動で、そこにプラス、セラピーを活用することで、50代でも全く無理をすることなく、一気に希望の体重に到達したと感じています。

様々いただいている情報から、セラピーを考え数回実施しました。

細胞の感情や、生徒さんからやって良かったセラピーのやり方も取り入れ、スタートから1週間で3キロ、10日で合計4キロ。

歩くことが当たり前になって、さらに2キロで合計6キロ減。

ダイエットが成功した理由のひとつに「心の安定」が影響していると思います。

エステティシャン経験が12年ほどありますが、ダイエットに限らず、人生における願望も、心の安定があるからこそ、ゴールに向かって淡々と継続ができ、達成されます。

心が安定する環境とは、人それぞれ違います。あなたにとっての心の安定とはなにか?
今はそれができなくてもまずは想像して書いてみると、脳はそこに意識を向けます。あとは体を動かせば、現実は変わり始めます。

関連記事はこちら→人生を変容させる潜在意識の作り方