人を癒す仕事にはいくつか種類がありますが、わたしは過去に人の役に立ちたいという気持ちから、医療の資格を取れないかとさまざま調べていたことがありました。

それというのも、障がいのある子どもが突然死、福祉の世界で掲げていた目標が突然なくなってしまったのが理由でした。



そして、いろいろ調べてみたところ、かなりの時間、体力、気力を要することがわかり、障がい児の放課後デイサービスやこども病院でのボランティアをするこで、自分の心を満たしていました。

しかし「人の役に立つことを仕事として成り立たせたい」という気持ちは常に持っていました。15年前のヒーリングは今ほど受け入れられず、逆に怪しまれて、お金をいただくことに対する意見もさまざま分かれていました。

ある時、人の悩みを聞いていた時に、「コミュニケーションを通した奉仕・貢献」という言葉が自分にしっくりくることに気づきました。医療的な資格を取らなくても人の役に立てる方法ではないかと気づきました。

今回は、「人を癒す仕事のこれから」についてお伝えします。さまざまな悩みを聞いているうちに、人を癒す仕事をしている人が続けていく上での問題点に気づきました。

人を癒す仕事の種類

代表的なものをいくつか挙げます。

医療職:医師、看護師、薬剤師などが挙げられます。患者さんの痛みや苦しみを和らげたり、健康な体を取り戻すお手伝いをする仕事です。

カウンセラー・心理療法士 ヒーラー:カウンセリングや心理療法を提供する仕事です。人々が抱える悩みや心の傷を聞き、解決するためのアドバイスや支援を提供します。

教育職:教師や教育カウンセラーなどが挙げられます。生徒や学生の成長をサポートし、学習や人間関係のトラブルを解決する仕事です。

マッサージ・リラクゼーションセラピスト:マッサージやアロマセラピー、ヨガなどを提供し、身体の疲れやストレスを和らげる仕事です。

これらの職種は、人々の心身の健康をサポートすることで、直接的または間接的に人々を癒す役割を果たしています。

医療職に就いている人の心身の疲れ

これまでは人を癒す仕事といったら、真っ先に医療や介護がイメージされ、若い人たちの進路選択でも、選ばれやすい職種であったと思います。

わたしの感覚になりますが、患者、利用者に近い存在の人ほど、疲れていると感じます。看護師、介護士の方々です。

薬剤師や医師は距離があることで、客観視できているように思います。自分と相手を分けることが比較的できているように感じます。

看護師、介護士の方は、患者、利用者の体に触ることが関係しているようにも思いました。そして「役に立ちたい」「なんとかしてあげたい」という気持ち、感情が強く働くのかもしれません。無理をしてしまう傾向も感じます。

そのため、プライベートも波瀾万丈な経験をされている方が多く、自分の心や体を後回しにしてきた印象があります。

心理療法を提供する人の心の内

私も含めてですが、過去の体験から、人の役に立ちたいと選択される職業であるように思います。

相手の気持ちに同情してしまい、実は調子が悪いという方も多く、過去の感情がある程度癒されていないと、辛くなってしまいます。

仕事として長く続けるためには、トラウマと向き合い、最終的には俯瞰できることと、相手と自分を分離することもトレーニングが必要です。

現状でいうと、自分と向き合えずにヒーラー、セラピスト、カウンセラーとして活動している方は多く、「自分の力(エネルギー)でなんとかしたい」「評価を得たい」といった欲求が強い方も多く見受けられます。

その場合に、どちらがすごい、勝った負けた、羨ましいといったネガティブな感情が働きやすく、純粋に「困っている人の役に立ち、喜ばれたい」といったゴールから反れてしまうため、そこでもまた人間関係のトラブルが起こります。

人間は当然、そのような感情を持っている生き物ではあるので、そのネガティブな感情を葛藤しながらもコントロールする努力ができる人が、ヒーラー、セラピスト、カウンセラーに向いています。


その指針として、アメリカの精神科医が提唱している「17段階の意識レベル」は、自分と周りの人との違いを認識したり、体の不調を回避する上で、非常にわかりやすくシンプルです。
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教育職で、根本原因にたどり着くのは難しい

教育職も人を癒す仕事のひとつになるそうなんですが、実際小中学生と関わる人の話を聞くと、個人の育った環境から常識や思考の癖が作られているため、問題が起きた時に、本質にたどり着いて解決するというのは、非常に難しいと感じます。

お子さんにセラピーをする時のほとんどが、両親も含めてセラピーをしたほうが、変化することはよくあるため、問題は子どもだけではなく、代々続く問題であることもあります。そして、影響を与えているのは、両親だけではありません。

教育現場で子どもを癒したいと思う方は、視点をちょっとずらしてみたほうがいいかもしれません。他にも人を癒し、子どもや親を癒す方法はあります。

人の体に触るデメリット

私自身がエステティシャンを30代前半から12年ほど続けた経験があります。
子どもの介護経験から、若いうちから動悸持ち、幼少期から持久力に自信がないという自覚もあったため、この12年はかなり体を酷使したと思っています。

人の体に触るということは、場合によっては相手のエネルギーをもらうことにもなり、一緒に働いたスタッフの中には、お客さまの体に触っただけで、相手のネガティブなエネルギーを敏感に感じ取り、施術後ぐったりする人や、過食になる人もいました。
やっぱり長く続けるのは大変だなと感じます。

【共通点】自分の心や体を大事にすることを忘れている

人を癒すことを仕事にすることは、素晴らしいことである反面、どの業種においても共通点として、自分の心や体を置き去りにしている人が多いと感じます。

それは若い時に問題がなくても、肉体の老化を感じるようになってくる40代以降に、これまでなかった症状で悩まされることになり、人によっては原因不明の不調、女性も男性も更年期障がい、その他の大きな病気につながっていきます。

「更年期障がいを防ぎたい」「心身の不調に悩まされたくない」「病気になりたくない」と思うならば、まずは「自分の心と体」を大切にすることが一番になります。これからは、そこを基準に働き方を決めていくことをおすすめします。

心と体を大切にしながら、人を癒すことができる最適な仕事

人を癒すさまざまな仕事の裏側に気づいた時、ブレインクリア・セラピー®のすばらしさにあらためて気づくことができました。

〇人の体を触らない
〇相手のエネルギーをもらわない
〇意識レベルをパワーにして、揺るがない自分軸を築ける
〇自宅で仕事ができ、通勤時間がない

〇場所の影響を受けづらい
〇自分で仕事を調整できる
そして
〇お客さまに喜ばれ感謝される

自分の心と体を大切にしながら、人に喜ばれる最高の仕事です。お客さまだけではなく、自分の人生も喜びに変えることができます。