自然の法則でわたしたち人間は産まれたら死ぬのがセットになっていて、死に向かって生きています。
人生100年時代と言われていますが、長く生きるのであれば、健康寿命を全うしたいものです。
そこでこのブレインクリア・セラピー®も高齢になっていく家族や訪問看護の患者さんにセラピーをしてあげたいと実践される生徒さんが増えています。
わたしたち人間が想像する肉体の限界は、セラピーを実践してみると、どのくらいまで可能なのか?が目に見える形でわかってきます。
セラピーをやって、家族や患者さんが元気になるのはとてもうれしく、身近にいるためセラピーの素晴らしさもより実感ができます。
これまでわたしが生徒さんからいただいたびっくりした体験や、セラピストさんが喜びの声をブログを書いてくださっているので、今回は4つご紹介します。
そしてここに出てくる高齢の方々には共通点がありました。
期待せずにセラピーをしてみたら、目が覚めた義母
養成講座をスタートした1年目の頃に受講をスタートされた方で、その時点で脳梗塞で倒れて1か月、余命数日と言われていた義母にセラピーをするかどうか?を迷われていました。
命は有限と日頃からお伝えしていますが、その時できるベストは?と考えた時、過剰に期待をせずにセラピーをやってみましょうということで、本当にシンプルなセラピーをいくつかしました。
その2日後。義母の目が覚めたという連絡がありました。そしてその半年後くらいには食事や会話、歩行までするようになったそうです。
セラピーを伝え始めて、命の瀬戸際で起こった奇跡を初めて実感した出来事でした。
【その後の詳細は、下記のブログ記事から見ることができます】
看取りで在宅になった高齢者に看護師さんがセラピーを実施
慢性閉塞性肺疾患で看取りの状態で在宅になった患者さまに訪問看護師さんがセラピーをしました。
酸素は必須、無理をするとハアハアと息が荒くなるため、トイレや入浴は車いすで移動、最近は右足が痛くて歩けない状態でした。
この状態で改善は難しいかなと思ったそうなんですが、どうしても楽になってほしくてセラピーを行ったそうです。
すると翌日には、2~3歩歩けるようになり、壁伝いにトイレなどにも行けるようになり、ほとんど痛みがないという状態になりました。
自然の法則がありながらも宇宙は奇跡を見せてくれた一瞬でした。看護師さんのできるベストが尽くせたのではないかと思います。
リウマチで車いすの状態から壁伝いに歩く
プロヒーラーとして活動をスタートした、なかつるちずるさんのお父さま。
リウマチと診断されて、3年ほど車いす生活からセラピーをするようになって現在、壁伝いに歩くようになったそうです。
自力で移動ができるというのは、介護される側は自信につながり、生活の質が上がります。介護する側は負担がとても減ります。喜びも大変大きいです。
なかつるさんのブログでは、歩いている姿を後ろから撮ってアップしています。感動しました。ぜひご覧になってください。
セラピーをして10分ほどで起き上がってテレビを見始めたお父さん
人気スピリチュアルセラピストとして、スピリチュアル講座を開催、つい最近ブレインクリア・セラピー®のインストラクターとしても活動をスタートさせたnaomiさん。
普段は明るいお父さまが、半年に1度くらい塞ぎ込み、これまで4~5日かかって元気になっていたところ、今回はその不調にブレインクリア・セラピー®をこっそりやってみたら、かなりの早いスピードで復活を遂げたという体験談です。
ブレインクリア・セラピー®は脳やホルモン、内臓などの他、霊的な問題にもアプローチできるため、不調の原因はひとつでないことがほとんどなので、さまざまな側面から仲介するわたしたちセラピストが想像力を働かせてセラピーをやってみることで、目に見える変化を実感できます。
高齢者へのセラピーで元気になる人の共通点
それは「生きることへの希望が強い」「前向き」であること、そこに内臓や脳が応えることができるかどうかであるように思います。
「生きることへの希望」があっても、肉体が限界を超えた時に生命維持に必要な脳や内臓が機能しません。
そして肉体に余力があったとしても「生きることに諦め」があれば、これもまた肺や心臓、脳が思うように働いてくれません。
実は最初にお話しした脳梗塞の義母さんにセラピーをしたその後、意識不明だった1か月間のことを聞いてみると、「周りの会話が聞こえていた」と言っていたそうです。
息子さんへの想いが強いお母さんであったため、生きる希望が非常に強かったこと、肉体にまだ余力があり、よいタイミングでセラピーができたことで、奇跡につながったように思います。
人生100年時代に健康寿命を延ばす方法
まだまだ高齢者へのブレインクリア・セラピー®で、よい報告をいただいています。
宇宙の法則、自然の法則に抗うことができませんが、わたしたちが思っているよりも、セラピーでできることはまだありそうです。
しかし先ほど述べたように、肉体に限界を超えたタイミングでセラピーをした時は、力及ばずということは当然あります。本人が生きることを求めていないことに遭遇することもあります。
セラピストは死生観とも向き合いつつ、今できるベストを尽くす。フラットな気持ちでセラピーに取り組むことも求められます。