節分の頃に講座をスタートした生徒さんの義母さんのその後。
1月の半ばに脳梗塞で倒れ、余命数日と言われたところで、受講のお申込みをいただいたので、宇宙とつなげたその日に生徒さんとお義母さんのセラピーをしました。
2日後、目が覚めました。その後すぐに退院とは言われなかったそうなんですが、ベットから起き上がろうとするといったことがあり、3月末退院。
そこから週に3回デイサービスでリハビリを始め、お義父さんが抱えながらですが、7月には5歩ほど歩けるようになり、3日ほど前に生徒さんが見に行くと、お義父さんの肩に手を置いて並んだ状態で、歩いていたそうです。しゃべるし、笑うし、かなりの回復状態となりました。
正直余命数日と言われた時は、あまり期待はできない状態ではあったのですが、このお義母さんの場合、『生きたい』理由があったのではないかと思います。
最初のセラピーをした時、お義母さんがもし、『もういいや』『どうせ無理』と思っていたら、こうはならないと思います。生死にかかわらない症状も同じで、「本当に治したいのか?」「その症状を抱えていたいのではないか?」と思う時があります。人それぞれ選択は自由なので、それがいいとか悪いとかではありません。わたしたちセラピストは、本気で「良くなりたい」「現状を変えたい」と心の底から思う方にエネルギーを注ぎたいと思っています。まだ意識があるならば、現実的なことに目を向けて、思考や行動を変えていくことも必須です。