ゴールデンウイーク明けに、初級中級講座をスタートした看護師さんから早速、感動のご報告をいただきました。医療従事者の方にはわかる「鼻腔栄養」。脳や神経、顔、喉の病気で、口から食べることがむずかしい方や、飲み込みがうまくできない方、肺に入ってしまって、誤嚥性肺炎を起こしやすい方は、鼻からチューブを入れて、胃に栄養を入れる方法です。もうひとつ「胃ろう」という方法があります。胃に小さい穴を開けて、そこから栄養を取る方法もあります。わたしの長女も25年前、ダウン症と脳の萎縮で口からミルクも飲むことができず、亡くなる5歳9か月まで、この鼻腔栄養をしていました。

今回ブレインクリア・セラピー®を学び始めた看護師のMさんは、障がいのある子どもたちの訪問看護をされています。緊張が強かったり、心臓が悪いお子さん、元々は元気だったけれど、途中から障がいを負ったお子さんなど、さまざまな方がいる中で、「もっと楽になってほしい」という想いがありました。脳に障がいがあることで、できないことが沢山あります。特に障がいの軽い重いに関係なく、全身の緊張が強い方は多く、そのことから体の歪みがどんどんきつくなったり、肩や顎、喉周辺も緊張しているので、飲み込み、よだれなどに影響があります。Mさんは本当に最近受講がスタートしたばかりですが、早速周りの方にセラピーを実践されています。

↓MさんからいただいたLineの内容はこちら↓

月に1回鼻から栄養チューブを挿入する日があるんですが、その男の子は鼻の通りが狭いのか?難しくてどのナースも1回で成功したことがなく、2~5回チャレンジしてやっと入るところでした。

5月20日はわたしの担当の日で、朝宇宙に「今日は何回目で入りますか?」と確認すると、なんと1回に反応しました。まさかと思い、2回3回、5回も聞いてみましたが、NOに反応していました。

それでも半信半疑でしたが、苦痛を与えずに1回で入れることができると宇宙にお願いして挿入したら、不思議なくらいスムーズに1回で入れることができてビックリしました。本当に驚きました。
初めて苦痛を与えずに入れることができて、神様に感謝しました^^

↑ここまで↑

鼻から管を入れる時、鼻の奥がで一旦ぶつかるところがあり、受ける側は刺激されるので、見ているととても辛そうです。涙を流していたり、嘔吐しそうになることも。施す側も見ていて辛いので、1回で挿入できたというのは、男の子にとっても痛い思いをほとんどすることなく、ホッとしたのではないかと思います。本当に良かった。わたしも娘のことを思い出し、あの時の体験は無駄ではなかったと、感動と興奮で、昨晩はしばらく眠れませんでした。それくらい嬉しい出来事でした。Mさんはまだ受講を始めたばかりですが、利用している子どもたちにこれからセラピーをやっていくということで、とても楽しみです。