2006年から、宇宙エネルギー療法を学んで実践してきた中で、セラピーで体の不調が良くなったり、人間関係が改善されたりといった経験を沢山させていただいたのですが、特にスタートしてから10年、振り返ると対処療法になっていたなと思います。宇宙にお願いをするだけで、根本的な解決にはなっていなかったということですね。その原因がわかってきたので、今日はそのお話しです。
受け取る側の意識
「困ったらセラピーでなんとかしてもらおう」「宇宙にお願いしたら、なかったことにしてもらえるんじゃないか」といった思考が働いています。この場合、自分に向き合うまでに至りません。なぜその症状になったのか?パートナーがなぜすぐに機嫌を損ねるのか?その原因は、過去の感情、特に親との問題からあり、すべては自分が発しているという認識に至りません。 起こったことの原因の表面上しか見ていません。こういった意識である場合、同じことが繰り返されます。 最初はセラピーに実感があったとしても、徐々に感じにくくなります。
提供する側ヒーラーの成長
ヒーラーも人間なので、サービスも提供しつつ、自分自身の人生とも向き合い、成長をしています。スピリチュアルブームで、ヒーラーは沢山いますが、ヒーラー本人が足りないところにフォーカスばかりしていると、力が発揮できず、受け取る側との対等な関係を築くことができません。セラピーだけではなく、現実的にできることに対して、受け取る側と共に取り組んでいくことが、根本的な問題の解決になります。心からクライアントに良くなって欲しいと思えることができた時、ヒーラーはより宇宙に認められて、力みなぎる感覚を得ることができます。
ヒーリングでも根本的な解決は可能
過去のわたしは、対処療法をしていたことに全く気付かず、「なんであの人は、変わらないんだろう」と対象者を責めていたことがあります。しかし変わることをしなかったのは自分であったこと、いいも悪いもない、自分の人生を決めるのは本人です。「わたしはそこに対してベストを尽くす」「成長をすることを諦めなければ、いい景色が見える」ということを全力でお伝えしていくことです。
受け取る側もヒーラーもこれがわかって実践すれば、根本的な解決は可能です。