西洋医学も東洋医学も当然パーフェクトではなく、それには目に見えないなにかが影響していると考えられるのですが、主にそれはクライアントの感情だとは思っています。頑固なつもりはなくて、治りたくて治療院や病院へ行っても、治らないひともいるし、頑固な性格と周りから思われていても、あっさり良くなってしまう方もいます。それは潜在意識と関係しているようなんですが、気が付かないうちに、作り出している痛みや病気があるということです。
整体師さんで敏感な方は、クライアントから悪影響と思われるエネルギーをもらってしまって体調を崩すという体験をしているのではないでしょうか。人間は生霊を飛ばせるくらいのエネルギーを持っているので、「助けて欲しい」「なんとかして」といったクライアントからの依存の感情は、無意識に飛ばされていて、そんな時、整体師さんが疲れていると、そのクライアントと波長ががっつり合ってしまい、憑かれてしまいます。それが身体に症状として出るということも、これまでにあります。疲れる=憑かれるという現象です。実際子どもの頃にお世話になった整体師さんは若くして突然死されていたし、このセラピーで知り合った整体師さんからも、仕事仲間が突然死したという話を聞いています。だから本当は整体師さんも鈍感なほうがいいとわたしは思います。
以前わたしはエステティシャンをしていた時、クライアントの心の状態などを触っただけで敏感に感じ取るスタッフが数人いた中で、わたしは全くそういった影響がありませんでした。スタッフによっては、クライアントからの影響で過食になったり、気持ち悪くなるといった症状があり、苦労していました。わたしが10年以上エステティシャンを続けてこれたのも、鈍感だったおかげのように思います。それとは別に、現実的にクライアントの身体を観察する繊細さや勘の良さは当然必要です。この経験は今の仕事に非常に役立っていて、科学の世界では、目に見えないエネルギーは95%以上と言われていますが、地に足がついた人が、セラピストとして長く続けられます。様々な症状の方の相談に乗り、解決していくために、両方のバランスが必要です。スピリチュアル能力に苦手意識があったり、霊感がないと自覚している方を募集しているのは、そういったことがあります。