霊感やスピリチュアル能力を中途半端に鍛えない方がいい理由

人同士がつながらないことのメリット

一般的なヒーリングなどのエネルギーを扱う手法では、自分から出るエネルギーを使うことが多いようです。ブレインクリア・セラピー®では、宇宙と対象者との仲介役になりますが、自分の体は通しません。仲介するわたしたちは、宇宙にお願いや質問をして、宇宙がそれに対してＹＥＳかＮＯで答えてくれるため、対象者にセラピーを行う場合は、対象者だけに宇宙はセラピーをしてくれるということです。

仲介する者の体を通さないメリットとして、自分の不調を相手にあげてしまうこともないし、相手の不調をもらうこともないということです。

ブレインクリア・セラピー®では、自分の感情をなるべく入れないことが、長く続ける秘訣になります。以前相手に憑いている霊を自分の体に取り込んで上げるということをしていた方にお話を伺ったことがありますが、かなりくたびれるそうです。

そしてすべてにおいて、人間は不完全であることを理解することも重要です。

たとえばこのセラピーにおいても、かなり病気が進行している方に依頼をされた時、すべてをこのエネルギーだけでやろうと、期待に一生懸命に応えようとすると、そこで自分の感情が働きます。それは霊感を使うことにもなり、疲れてしまう＝憑かれるといった現象が起こることがあります。この憑かれるといった現象は、自分の執着や相手からの依存といった生霊的なエネルギーです。

宇宙のエネルギーは万能だとしても、仲介する人間が不完全であることを明らかにするという、仏教でいう「あきらめる」という経験も実際体験することになります。

わたしたち人間はいつかはなくなる有限の肉体を持つ存在であることを学ぶ機会にもなりますが、だからこそ、感情に対して俯瞰できる状態を保ち続けるようになる、それは霊感に自覚がない人の方が、まだ怒りやプライドを持っている状態でも、楽にステージアップすることが可能になってきます。

そのためこのセラピーで自分の体を使う場面は、質問の内容を考えたり、コンタクトを取るためだけに絞っています。ヒーラーを長く続ける秘訣です。

感情と霊感は似ている

霊感が強いと実感されている人に、感情に対して俯瞰して見れる方が圧倒的に少ないです。昔のことを思い出すと、その時の感情が働いて、落ち込んでしまいます。ほとんどの方が、感情に振り回されている状態です。実はこの状態であると、人に生霊を飛ばせるレベルであって、飛ばされるレベルでもあります。ということは、霊にも憑かれやすいということになります。生霊というのは、嫉妬、執着、依存といった感情を人に飛ばすことができるようで、飛ばされた相手はケガをしたり、原因不明の不調で苦しむことがあります。

ブレインクリア・セラピー®の講座では、感情に対して俯瞰してみれるように100問を越える質問に答え、セラピーとワークをしていきますが、「自分と向き合うことが苦手」という状態である方は、この講座には向いていません。認定セラピストから個人セッションを定期的に受けたり、長期の講座などで、自分と向き合うことに慣れてからがおすすめです。

最初のお伝えしたように、霊視やリーディング、チャネリング技術を持っていても、ブレインクリア・セラピー®に適している方は、その使い分けがすでにできる、怒りやプライドを手放している状態のため、素直な気持ちで講座に取り組むことができ、100問を越える質問にも俯瞰して見ることができるので、すでに人を癒す側であり、教える側であるという段階になります。

意識レベルがパワーの領域になると、レベルの高い霊感が身に付く。

霊感に自覚があるということが悪いわけではありません。中途半端に霊感やスピリチュアル能力を鍛えるのは危険ということです。どうしても自分の力を使ってしまい、続けられなくなる人を何人も見てきました。

この講座では、実際そんなにスピリチュアル能力に自覚がなかった方でも、17段階の意識レベルがパワーの領域に上がってくることで、これまでにないレベルの高いさまざまな目に見えない不思議な感覚が身に付く方が出てきます。その状態というのは、ネガティブな感情を持って彷徨っている霊とはつながることがないということです。ネガティブな感情を持って彷徨っている霊が憑いてしまうと、体の不調として現してきたり、人間関係のトラブルを頻繁に起こすことをしたり、お金を散財させたりといった悪さをする存在もいます。

その存在との縁を切るためにも、霊感やスピリチュアル能力を鍛える前に、怒りやプライドを手放して、意識レベルを上げていくことにフォーカスすることをおすすめします。

11月14日（日）15時より、インスタライブでお話します。津田涼子のインスタグラムはこちら