さまざまなスピリチュアルの技術を学んでも、現実に目を向けることを避けて、自分にとって都合のいい答えを言ってくれる人を探すといったやり方は、よほど衝撃的な気づきが起こらない限り、ずっと同じところをぐるぐると回ることになります。
これまで色々学んできたという方でも、自分に集中する時間が取れていなかったり、自らを観察したり、俯瞰することができていません。この状態は、ただ資格を取っただけ、修了しただけのレベルです。

本当に癒す側になりたい、それをずっと続けていきたい人は、自分を観察したり、俯瞰して見れない限り、お客さまの悩みに対して、そこにしかフォーカスできず、悩みの背景、全体像を想像することができません。キャパが少ないのにもがいて辛くなり、行き詰ってしまうでしょう。自分に向き合えていないという状態は、その方自身の人生も一考に良くならないということの他に、こういった弊害が起きます。
逆に観察して鳥瞰して想像ができることで、過去の経験が役立ってくることがよくあります。それが「身に付く」という状態です。プロになるのであればまずはそこを目指しましょう。さらにそこにもうひとつ必要なことがあります。

こんなことを発信しているわたしでも、仕事のことばかり考えてしまうと、集中や観察ができずに、すぐにキャパオーバーとなり、大ごとまでに至りませんが、日程や時間を間違えるといったことが起こります。疲れすぎてもダメ、休みすぎて運動不足もダメ、心が不安定なのもダメ、自分のことばかりにフォーカスしてもだめ。早めに気づくことと何事もバランスが大事だなとつくづく思います。

簡単にキャパオーバーになるわたしが良かったのかどうなのか?講座を生徒さんたちとシェアしようと思うようになりました。技術を身に着け磨くということと同時に「もうひとつ必要」とお話したのは、ビジネス思考。雇われる感覚とは全く違います。
マーケティングもビジネスマインドも、エステティシャン時代より、かなりのお金を費やして学んできました。わたしのような特に肩書きのない人間でもこうやってスピリチュアルで仕事が成り立ってきていますが、誰もがチャンスは平等にあり、目標が決まればやることはいたってシンプルです。
プロコースでは、大きな組織や個人を現場でたくさん見てきたプロフェッショナルにもサポートしてもらうことになりました。
受講生にとって現実的で、更にやる気と可能性を広げると確信しています。

「資格を取ったらあとは自分でやって。と言われることが多いけれど、ここまでサポートはなかなかしてもらえない。」といったお言葉を早速いただきました。やるからには本気で集中し、お客さまに喜ばれる仕事をしていきましょう。