15年ほど続くスピリチュアルブームで、ヒーラーは増えてきています。わたしも15年前に憧れて、諦めずにコツコツとやり続け、願望と現実のバランスが良くなってきたことで、仕事としてできるようになりましたが、辞めてしまった方も結構見てきました。長く続けられる要因を考えてみました。

自分の霊感をコントロールできないでやめてしまった人

子どもの頃から視えたり聞こえたりするという方に、以前はよく遭遇していました。大変な方は常に視えていたり、話しかけれていたようです。今はわたしの講座自体がそういった能力がない方を対象としているため、遭遇することはめっきり減りました。
霊感が強い方は、体調が度々悪くなって、当時学んでいた先生のところにセラピーを受けに来るという方が何人かいました。その他に先生のところで学んだけれど、どうしても元々持っている霊感を使ってしまうので、体調を崩して結局ヒーラーは辞めたという方も数人いました。自分でコントロールできるスキルを持っている方は、続けています。わたしが知っていて、長く続けているヒーラーは謙虚な方です。

目の前で起こった出来事に意味があると捉えられる人

人間はなにか想定外のことが起こった時に、外側に原因を求めたくなります。相手を責め、相手に変わって欲しいと考えるのが一般的である中、今までの常識を疑ってみたり、柔軟な対応で、思い込みや囚われを手放し、行動に移せる人がヒーラーに向いています。そうやって自分と向き合い、乗り越えた経験があるから、ヒーラーになれているはずであり、逆にそれができないと、ヒーラーでいることが辛くなります。

相手の大切な時間に気を配れる人

クライアントに限らず、自分が逆の立場でも同じことですが、相手の時間を気にせずに話し続ける、時間の配分ができない、大事な話を端的にまとめられないということを繰り返してしまう場合、クライアントに限らず、人が離れていってしまいます。相手にとって大切な24時間の一部であるという意識を持ち続けることは、プロのヒーラーとして必須です。

脳や体に余裕を生む環境が作れる人

「自分が癒せていないと、人も癒せない」と言いますね。「忙しくしていないと落ち着かない」とか「予定がいっぱいであることで充実感を得られる」といった状況は脳や体には負担をかけています。余裕がなければ、他人の相談に対しても力が発揮できません。ゆったりとした時間を生む環境を自ら作ることができる人が、ヒーラーとして長く続けることができます。

クライアントと対等な立場でセッションができる人

地に足のついたセッションをするいうのは大事なことで、おごりがあると、クライアントにとっては上下関係が起こり、ストレスとなります。人間にとって、一番のストレスは上下関係。対等であるということを意識することは、長く続けていく上で大切だと思います。

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