受講生よりペットについてのご相談をよくいただきます。今は家族の一員として迎え入れている家庭が多いので、室内で飼う方がほとんどですね。食事やさまざまな病気を管理されている飼い主さんも多いと思います。ペットのセラピーに詳しい生徒さんに聞くと、「ペットの不調は飼い主さんの不調とリンクする」とよく言われているそうです。たしかに、飼い主さんと同じところに不調を抱えている動物がほとんどのように思います。まるで飼い主さんの不調を全部動物がもらっているような、生死にかかわる症状を持っていることもあります。
ペットにセラピーをしてみると、言葉がないだけに感情があることがわかります。その感情にセラピーをすると症状が変わることはよくあり、飼い主さんの抱えている問題を背負ってしまっているように感じる時もあります。ペットの不調が心配な時、自分はどうなのか?顧みてほしいのですが、実はあなたの細胞も同じなんです。自分が長く抱えている感情をそのうち細胞も持つようになり、あなたが「もう解決した」と思っていたことでも、別に細胞が感情を持ち始めているため、原因不明の不調になることがあるようです。セラピーを受けてみたり、自分で実践するようになるとわかります。
こう思っている人なんてそうそういないので、「今までなんとかやれてきたから大丈夫。」とほとんどの方が、止まることをせずに、また突っ走ります。肉体は老化していくのにです。
止まることを知らない方は痛みがあちこちと出てきたり、進行していく筋肉の疾患になったり、免疫が細胞を攻撃する自己免疫疾患という症状として現れてきます。花粉症で言えば、腸や脳の視床下部や副腎皮質ホルモンの限界を超えて、症状として出てくるように思います。宇宙に質問してみると、細胞が感情を抱えていることもあり、実際その感情にセラピーをすることで、症状が軽くなっている方がこれまでいます。自分で抱えていた感情が細胞も感じ取るということです。
ペットが純粋で繊細であるように、わたしたち人間の細胞も純粋で繊細であることがわかってきました。ペットを大切に思うように、自分の細胞も同じように大切にすることが、病気の予防につながるように思います。