第一関節の軟骨が出てきて、曲がってしまうという症状。40代以降の女性に起こりやすく、日常軽い動作でも痛みがあり、原因は不明。母親やおばあちゃんなど代々続くこともあり、しかも同じ年齢に発症することもある、不思議な疾患です。手を良く使うお仕事の方に多いそうなんですが、その生徒さんも職人で、実は痛みが数か月前からあり、最近増してきて不安になってきたということで、へバーデン結節という言葉も初耳だったこともあり、まずはわたしから遠隔してみましょうとお話させていただいて、質問などをセッション中にして、その後遠隔をしてみました。
翌日…「今日は午後から作業を始めましたが、関節炎の痛みは忘れていて集中できました。昨日までの痛みはどこかに置いてきた感じです。関節炎も考え方によっては転機とも捉えられるんですね。」といった内容の感想をいただきました。
すると翌々日、少し痛みがぶり返し、考えられることを探っていき、生徒さんに伝え、後はご自身にお任せしました。
3日ほど経ち、様子を伺ってみると、「炎症が治まった感じです。違和感はありますが、痛みで辛い感じはないです。」という返信をいただきました。
自分の感情が痛みとなることはありますが、自分の感情を細胞が感じ取って、痛みが出ることもあるのかもしれません。
痛みが出ると、原因を探る前に薬で脳をコントロールしてしまいがちですが、自分を深くみることで、痛みが変化することもこのセラピーではよくあることです。病気でも事故でもケガでも、目に見えないなにかが影響しています。自分を深く見る癖が、毎日を穏やかにする秘訣であるように思います。